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中国のゼネラルアビエーション企業が690社に、羽ばたく低空経済

Record China / 2024年4月3日 5時0分

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ここ数年、中国では低空経済が各業界に加速度的に溶け込んでいき、市場規模が加速度的に拡大し、ますます注目されるようになった。

デリバリーや観光などの消費シーンから電力システムの点検や農業の植生保護などの生産シーンまで、ここ数年、中国では低空経済が各業界に加速度的に溶け込んでいき、市場規模が加速度的に拡大し、ますます注目されるようになった。人民日報が伝えた。

民生用のドローンが農林牧漁業などの分野で業界への普及を実現

中国民用航空局(民航局)総合司の孫文生(スン・ウェンション)副司長は、「低空経済は戦略的新興産業として、テクノロジーのウェートが高く、イノベーション要素が集中しており、産業チェーンが長い、応用シーンが複雑、使用する主体が多様、多くの機関・分野に関わるといった特徴があり、新たな質の生産力の特徴をはっきりと示しており、発展の可能性は非常に大きい」と説明した。

ここ数年、市場のニーズと政策による支援の追い風を受け、従来のゼネラルアビエーションやドローン産業をはじめとする低空経済が急速に発展している。

同局運輸司の商可佳(シャン・コージア)副司長は、「第一に、従来のゼネラルアビエーションが安定の中で成長した。2023年末現在、全国で登録されたゼネラルアビエーション企業は690社、運用中の航空機は2900機、月平均飛行時間は11万4000時間で、企業数は2015年の2.5倍、航空機は同1.5倍、飛行時間は同1.8倍になった。第二に、ドローンの新たな業態が勢いよく発展した。23年末現在、中国国内で登録されたドローンは前年同期比32.2%増の126万7000機になり、ドローン業務を運営する企業は1万9000社に達した。第三に、保障能力が向上を続けた。23年末現在、全国のゼネラルアビエーション空港は449カ所あり、15年の7.4倍になった。第四に、安全レベルが安定して制御能力が高まった。23年のゼネラルアビエーション運航便数は19年より27.5%増加し、1万便当たりの事故率が19年より42.1%低下した」と説明した。

同局空管業界管理弁公室の駱洪江(ルオ・ホンジアン)副室長は、「現在、中国では自動運転航空機の飛行活動が良好な発展状況にある。民生用ドローンはすでに農林牧漁業や娯楽・航空撮影分野でいち早く業界への普及を実現しており、都市での活用シーンと物流への応用の管理モデル・技術標準が普及に向けた基礎をおおむね構築した」と述べた。

関連の管理・サービスが改善し続ける

低空経済の健全な発展を促進するため、民航当局は空港建設、参入管理、サービス保障などの面で一連の支援政策と改革・革新措置を打ち出し、ハードウェア、技術、制度の面でより効果的なサポートを形成した。

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