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話題の「ハリケーン」搭載か!? マセラティのSUVが大進化!次期『レヴァンテ』を予想

レスポンス / 2024年3月10日 8時0分

マセラティのSUV第一弾として登場した『レヴァンテ』が、いよいよ第2世代に切り替わる。2025年の登場と思われる次期型は、どのような進化を果たすのか。


「地中海からジブラルタル海峡へ吹く東風」を意味するレヴァンテは、2011年フランクフルトモーターショーでコンセプトモデルとして初披露、2016年に市販化されている。今でこそロールスロイス『カリナン』、アストンマーティン『DBX』、フェラーリ『プロサングエ』など、高級車ブランドからSUVがこぞって登場しているが、マセラティのSUV投入は早かった。現在はややコンパクトな新型SUVの『グレカーレ』を推しているが、元祖も負けてはいられない。


後継モデルでは、ステランティスグループの「STLAラージ」プラットフォームを採用する可能性が高い。このプラットフォームは大型EV向けに開発されているが、ハイブリッドなどICE搭載モデルにも対応可能で、2024年から2026年にかけて、8台の車両が発売される計画となっている。


パワートレインにも注目だ。現行型では、3.0リットルV型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力350psを発揮するが、第2世代ではステランティスグループが2022年に発表した3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボ「ハリケーン」エンジンの搭載が噂されている。傘下ダッジの新型『チャージャー』に搭載されることで話題のハイパワーエンジンだ。V8と同等のパワーを持ちながら、排出ガスを削減し、燃費を向上、最高出力は500ps以上が期待される。またBEVバージョンの導入も有力となっている。


気になるデザインだが、今回はバーチャルアーティストのTheottle氏が予想CGを提供してくれた。


フロントエンドでは、シャープなブーメラン型LEDデイタイムランニングライトを上部にあしらったヘッドライトを装備、コーナーエアインテークは、迫力を増している。側面では、フラットドアハンドルを採用、サイドシルはかなり厚みを持たせているほか、リアクォーターウィンドウは、キックアップ処理がなされスポーティーなイメージだ。


後部では、『グラントゥーリズモ』などスポーツカーを彷彿させるスリムなLEDテールライトを、全幅のストリップライトバーで結ぶことで、よりアグレッシブなイメージとなっている。グレカーレとは異なる、堂々たるフラッグシップSUVらしい佇まいと思われるがいかがだろうか。


レヴァンテ次期型のワールドプレミアは、2025年と予想される。

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