損保ジャパンが「ライドシェア」対応の保険商品
レスポンス / 2024年3月21日 10時30分
損害保険ジャパンは、地域交通の支援として政府が進めるライドシェア事業の一部解禁に対応し、3月より「移動支援サービス専用自動車保険」の商品改定を行ない、契約可能な事業者の範囲を拡大する。
●対象拡大の背景
地域交通の持続可能性や、運転免許返納後の移動手段の確保が社会的な課題として認識されている。特に中山間地域や過疎地域では、公共交通の不足により日常の移動に困難を抱える人が多く見られる。これに対応するため、道路運送法では市町村やNPO法人等を運営主体とする自家用車での旅客輸送を認めており、公共交通を補完する移動手段の確保が進められている。
●ライドシェア事業
2023年12月20日に開催された第3回デジタル行財政改革会議において、タクシー・バス等のドライバー不足の解消に向けたライドシェア事業の一部解禁が決定された。これにより、地域の自家用車と運転手を活用した新たな移動支援の仕組みが創設される。
●移動支援サービス専用自動車保険
損保ジャパンは、2019年7月から移動支援サービスを提供する市町村やNPO法人など向けに専用の自動車保険を提供してきた。この保険は、登録ドライバーが移動支援サービス提供中に事故を起こした場合、個人の自動車保険ではなく、専用の保険で対応することが可能だ。これにより、ドライバー確保の課題を解消し、地域交通の支援を後押ししている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
急速な展開を見せる「日本版ライドシェア」の全面解禁に、タクシー業界からは猛反発。普及への最大の課題は「地域住民への説明不足」にあり?
集英社オンライン / 2024年4月10日 17時0分
-
「タクシー不足」は本当になくなるの? 「ライドシェア」が“一部解禁”ってどういうこと? 何が変わるのか
くるまのニュース / 2024年4月10日 5時50分
-
社説:ライドシェア 京都で解禁、安全最優先で
京都新聞 / 2024年4月2日 16時0分
-
Uber Japan、タクシー会社のライドシェア支援を開始
レスポンス / 2024年4月2日 15時55分
-
女性専用ライドシェア、沖縄でサービス開始
レスポンス / 2024年4月2日 11時15分
ランキング
-
1メニューたった3種類で急成長「鰻の成瀬」 東京チカラめし、いきなり!ステーキを反面教師にできるか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月29日 6時15分
-
2『100円ショップ』が円安で悲鳴「きついを通り越してどうしたらいいんだって感じ」利益を出すために「もう100円ショップじゃなくなるような…」
MBSニュース / 2024年4月30日 17時45分
-
3手取り30万円・40歳の新婚男性「後悔しています」「老後資金を考える余裕はない」強い不安のワケ
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年4月30日 20時0分
-
4失業率3月は2.6%で横ばい、有効求人倍率1.28倍で0.02ポイント上昇
ロイター / 2024年4月30日 9時31分
-
5中国、日本の輸出規制案は通常貿易に悪影響 「企業の正当な権利守る」
ロイター / 2024年4月29日 16時6分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください