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大阪・河内の「俊徳丸伝説」芸術で表現 東大阪市民美術センターで5月12日まで

産経ニュース / 2024年4月25日 23時23分

現代アーティストでアートユニット「パラモデル」の中野裕介・京都精華大教授(48)による新たな企画展「よろぼう少年、かなたの道をゆく▷▷▷《俊徳丸(しゅんとくまる)伝説》であそぶ」が25日、大阪府東大阪市の市民美術センターで始まった。同市出身の中野さんが地元で行う初の個展で、河内に伝わる「俊徳丸伝説」をもとにデジタル技術や音響、鉄道玩具のプラレールなどを使った個性ある芸術作品約50点が展示されている。

中野さんによると、「俊徳丸伝説」は河内国高安(現在の八尾市高安)の長者の息子、俊徳丸がある日失明して盲目となり、家を追われて四天王寺で一時は物乞いをする身となったが、観音に祈り病が癒えたという物語。落語や歌舞伎、人形浄瑠璃、舞台などの題材になり、JRや近鉄にある俊徳道駅(東大阪市)の名前の由来になる。

会場では中野さんらが手掛けた芸術作品のほか、実際に同駅周辺で録音した音響が流れたり、俊徳丸を主人公にしたテレビゲームで遊べたりする。中野さんは「地元に貢献できてうれしい。俊徳丸伝説を知ってほしいし、一緒に会場で遊んでもらえれば」と話した。

5月12日まで(火曜休み)。入場無料。会期中は琵琶の演奏やワークショップもある。詳細などの問い合わせは同センター(072・964・1313)。

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