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明星食品が地元小学校で出張授業 フードロスに理解深める

食品新聞 / 2024年3月8日 15時7分

明星食品は2月26日、近隣の千駄谷小学校で社員による出張授業「もぐもぐClassroom」を実施した。テーマは「フードロス」。前回12月に講義を受けた小学5年生が体育館に集合し、家庭で実践した取り組みを発表したほか、社員によるフィードバックを通じて交流も図られた。

CSV(Creating Shared Value)経営の一環で昨年度から行っている地域共創プロジェクト。2期目は学習テーマを「デザイン」として7月と9月、「フードロス」として12月と2月の計4回実施、このほど最終回を迎えた。

当日、前半は2組合計で8グループが順番にプレゼンテーションを行った。「フードロスの現状」「フードロス削減の目的」などを踏まえ、「調理で余った野菜を有効活用する」「お店で計画的に買い物をする」「自宅では消費期限が近いものから食べる」「食事は全部食べ切ることが大切」といった意見や、「里芋の芽を育てて一石二鳥」「レンコンを酢水につけて長期保存」などのアイデアも発表された。

表彰式の様子(明星食品)

後半は、明星食品の社員が各グループの輪に入って、発表内容に対するフィードバックを実施。プロジェクトのリーダーを務めるマーケティング本部デザインルームの宮宗耕平課長らが、生徒と活発に交流した。

審査の結果、クラスごとの優秀賞として1組はCグループ、2組はDグループに決定。前者は劇を披露しながらフードロスを分かりやすく伝え、後者は「自宅の食品庫は賞味期限の順番に整理すると便利」などの取り組みが評価の決め手となった。

受賞したメンバー全員に「一平ちゃん夜店の焼そば 関西風お好み焼ソース味」「チャルメラカップ とり野菜みそラーメン」「中華三昧タテ型 榮林 酸辣湯麺」の詰め合わせが進呈され、生徒からは歓声が上がった。なお参加賞で全員に袋麺「中華三昧 赤坂璃宮 広東風醤油」を1食ずつプレゼント。

講評で木所敬雄執行役員マーケティング本部長は「皆さんの発表を聞きながら半年前に比べて大きな成長を感じた。今回の学習を通じ、デザイナー、食品メーカー、環境課題など様々なことに興味を持ち、将来の仕事に役立てていただければ」と子どもらに話した。

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