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「ミニスカポリス」“19代目”に突入していた。90年代の全盛期を知らない21歳女性が加入を決めたワケ

日刊SPA! / 2024年2月29日 15時54分

◆キャッチフレーズや“客を逮捕する”演出を継承

ミニスカポリスといえばセクシーさを武器にバラエティ番組やパチンコ店の営業などで活躍する印象がある。当時のような活動が主なのかといえば、そうでもないようだ。

「今はアイドルとしてのライブが9割で残りの1割が配信番組や営業ですね。ライブでは、先輩方から受け継いだキャッチフレーズの『時にはパンチ! 時にはキック!タイホしちゃうぞ!』をあいさつ代わりに使っています」

コンプライアンスの厳しいこの時代、セクシー路線一辺倒で突き進むのは難しいのかもしれない。

「先輩方みたいなセクシーな演出はさすがに少ないです。でも、ミニスカを履いてキックもしますし、ダンスも踊るので、“中身”が見えちゃうことはありますね……(笑)。当時と遜色なく楽しんでもらえると思います」

さらに、曲中に手錠を持って客席に降りて、“客を逮捕する”演出はワンマンライブのみ受け継がれている。「ミニスカポリスを知らない世代」でも盛り上がれそうだ。

全くの未経験から、毎月20本前後という怒涛のようなライブラッシュの日々。デビューから約4か月が経ち、「徐々に楽しくなってきた」そうだ。そして、活動を通じて自身の成長を感じている部分もあるらしい。

「今までは余裕がなかったけど、最近は自分だけではなくてメンバーの良いところを見れるようになってきました。やっとですけど(笑)」

◆ワンマンライブに客を呼べるようになりたい

90年代の深夜番組らしい緩いノリを残しつつ、現代に合わせて程よくアップデートもされた「19代目ミニスカポリス」。結成当初からすると、徳川の歴代将軍数を超えるほど代を重ねるとは思いもしなかったはず。さて、ネームバリューがあるだけにイベントへの誘いは多い。ただ、目指すべきところはライブに客を呼べる存在になること。

「今は、ワンマンに来てくださる人は40~50人くらい。1年後には100人が来てくれるグループになりたいです! そして、私たち19代目も含めミニスカポリスそのものが、この先も永く永く続くように活動していきたいです」

何度もメンバーが入れ替わりながらも、屋号が残り続けているのは、「コスチュームに対する需要」が強いからなのかもしれない。きっと“逮捕”されてみたい人が一定数存在するのだろうなと思った。かくいう筆者も「競争率がさほど高くないうちに会場に足を運んでおこう」と胸に誓ったのであった。

<取材・文/Mr.tsubaking>

【Mr.tsubaking】
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。

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