元セクシー女優が「転職後の苦悩」を語る。男性からの“身バレ”を恐れる日々――大反響トップ10
日刊SPA! / 2024年3月3日 15時44分
たかなし亜妖
反響の大きかった2023年の記事を厳選、ジャンル別にトップ10を発表してきた。今回は該当ジャンルがなかったが実は大人気だった記事を紹介する!(集計期間は2023年1月~10月まで。初公開2023年1月7日 記事は取材時の状況です) * * *
フリーライターのたかなし亜妖と申します。WEBコラムや映画・漫画レビュー、時にシナリオなどジャンル問わず文章を書く日々です。2016年に「ほかにやることがなかったから」という理由でセクシー女優デビュー。なんとなく入った業界で気づけば2年半が経過したところで、引退を決意しました。
その後は何事もなかったかのようにシレッと昼の世界へ出戻り。ライターになり早4年が経とうとしています。
以前、自身の転職記連載で書ききれなかった裏話があるので、番外編と称して昼職復帰後の苦悩について話していこうと思います。
◆“パブ全”だった自分に後悔
セクシー業界には「パブリシティ」なんて業界用語がある。意味を分かりやすく説明すると「女優自身がメディアにどこまで露出可能なのか?」という指標のこと。“メディア”とは地上波テレビや衛星放送、週刊誌やSNSへの掲載を指す。
一切制限をかけないことを「パブ全(パブリシティ全開の略)」と言い、全開の女優は仕事が回ってきやすい。人目に触れる機会も多いことから、知名度を上げるにはパブ全が必須と言えよう。可能な範囲を狭めてしまうと女優名義のSNS運用やイベント開催もままならなくなるためだ。
身バレのリスクは大きいが、当時の私は仕事のために割り切ってパブ全を貫いた。単純に仕事がたくさん欲しかったからである。
しかし引退後、いざ会社に入った瞬間かつての自分に後悔した。社内は男性が多く、「こんなモブ企画女優でも正体がバレたらどうしよう」と入社初日から激しい不安に襲われてしまったのだ。
◆隠し事が多い私、「普通」にしようと振舞うが……
チームメンバーに初めて挨拶をした時、私の顔は完全に引きつっていた。蚊の鳴くような声に明らかな作り笑顔、きっと挙動不審だったに違いない。人前に立っての自己紹介は今でも緊張するが、あの嫌な緊張感はまた次元の違うドキドキ感である。
男性陣を目の当たりにしながら「この中の誰かが作品を観たことがあったらヤバイ」と頭の中でバッドエンドのシナリオばかり思い描いてしまった。なんせ経歴はでっちあげているし、元セクシー女優なんて知られたら昼職生活があっという間におじゃん。今までの苦労が水の泡になってしまうことは避けたかったため、私は何を考えたのか、せめて“普通”に振舞おうと謎の努力を始める。
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