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銀座ホステスが、SNSで“お持ち帰り”報告している「ナンパ師」に付いて行ってみたら…間違いだらけのモテ講座にア然

日刊SPA! / 2024年3月7日 15時54分

◆「ネイルを褒めろ」という助言に思うこと

 男性2名がなぜ年不相応な韓流スター系ファッションであるのかはさておき、終始もじもじしていて居心地が悪そうなのが気になりました。中年BTS風によると「初対面の女性と何を話したらいいのかわからない」とのことでした。

 するとナンパ師は「ネイルを褒めろ」と助言。「ほらね、こうやってネイル綺麗だねって」と言って、私の手を取ると指先に触れました。

 「自然にボディタッチできるでしょ」と。いやいや全然自然じゃねーよ。不自然の塊だろうが。ここ数年、「ネイル綺麗だね」と許可なく手に触れる男性にちょいちょい出会うのですが、あれはどっから仕入れているアイデアなのでしょうか。

 GACKTでもミッチーでもギリギリ気持ち悪いので絶対にやめましょう。

◆間違いだらけのモテ講座
 
 お酒もすすみ、中年男性たちも多少は饒舌になります。「僕は〇さん(自称ナンパ師)みたいに千人切りを目指しています」と彼は言いました。慈悲深い私は、「目指すのは勝手だけれど、それは女性の前では絶対に言わない方がいいよ」と教えてあげました。男性はうつむいて「はい」と答えました。

 ナンパ師は「そんなんじゃダメ」と、男性にダメ出し。

「美女は貶せ」と、男性に謎のアドバイスを与えました。「例えばね」と私をさして「あなためちゃくちゃ不細工っすね。銀座のクラブってレベル低いっすね」と続けました。めちゃくちゃ不細工とはもちろん私のことです。「しかもおばさんだし」と、とどめを刺した後「トーク力でカバーしてんすね」と加えました。彼曰く、これがムチとアメ戦法。

 美人は褒められ慣れているから「綺麗ですね」ごときではピクリとも喜ばない。むしろ貶せ。貶され慣れていない美人を貶すことで「特別な男」として認識されるんだ、というわけらしいです。全然意味がわかりません。多分、私が不細工でおばさんだからだと思います。まじで根に持ってます。
 
 そもそも「綺麗ですね」と、その辺のナンパ師に言われても嬉しくないだけであって、坂口憲二に言われたら誰だって大喜びなんですよ。

◆帰り道で「俺のこと気になってんでしょ」

 微妙な空気のまま、23時を過ぎ、そろそろお開きにしましょうということになりました。OL風とモデルの卵、学生はそれぞれ別の路線に分かれて帰宅。「池袋で西武池袋線に乗り換える」と話すナンパ師と、当時池袋に住んでいた私は山手線内回りに乗り込みました。

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