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銀座ホステスが、SNSで“お持ち帰り”報告している「ナンパ師」に付いて行ってみたら…間違いだらけのモテ講座にア然

日刊SPA! / 2024年3月7日 15時54分

「俺のこと気になってんでしょ」となぜか自信満々のナンパ師を適当にやり過ごすこと約15分。電車は池袋駅のホームに到着しました。やれやれやっと解散……と思いきや、彼は「ねえ、家こない?」「何もしないから」「ねえ、なんで? ダメ?」と、なおも食い下がります。

 なんで“即れる判定”されたのか本当に謎だし、不名誉です。「無理です」とだけ告げて猛ダッシュ(実際は酔っ払いなりに超頑張った競歩)で逃げました。

◆モテる男は即報しない

 身近なモテ男を見渡してみるけれど、誰ひとりとして即報なんてしていません。ファンや顧客、友人のガールフレンドとねんごろな関係になったとして、彼らにとってそれはわざわざ報告するほどの特別なイベントではないから。

 もちろん「千人切り」を自慢したりもしません。正確には、リピーターが多すぎて千人も切っていられない。加えて、結婚していたり、同棲しているパートナーがいる彼らにはそんな暇はない。千人切りを自慢するのは、定期的に会う関係の女性がいない非モテ男性であることを自白しているようなものです。

 非モテを拗らせた結果、ちいかわをぶら下げて歩いている女の子に手あたり次第に声をかけて、毛玉のできた化繊パンツの写真をXに投稿しているんです。悲しいですね。

 ちょっと前に話題になったドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション 結婚したい彼と彼女の場合〜令和の婚活漂流記2024〜後編 」に登場した、婚活アドバイザー・植草美幸さんのもとを訪れる男性たちなんて、まだまだ何とかなりますよ。

 救いようがないのは、変なナンパ師の有料noteを購入している層じゃないでしょうか。女にモテたいはずなのに、女の言うことには聞く耳を持たず、謎ナンパ師の「モテの法則」とかを鵜呑みにしているピュアな人たちが、いつか目を覚ましますように。南無。

<文/みずえちゃん>

【みずえちゃん】
1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989

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