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“60歳未満お断り”のシニア専用風俗嬢が語った、高齢者と性「80代半ばの男性は、私と会うことが生きがいに…」

日刊SPA! / 2024年3月8日 15時52分

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「ゴーゴーばあさん」の売れっ子・いずみさん(50代)。「介護をしながら働いているので時間に融通が利くのがいいですね」と話す

 高齢者と性というテーマは、長らく真剣に語られてこなかった。しかし、高齢者が増えるに従い、徐々に性生活を謳歌する人も増え、身体や認知機能へのいい影響が紹介されるようになった。その最前線を追った!
◆老後の心身の健康のために「セックス」は重要

 昨年、75歳以上の人口が初めて2000万人を超え、65歳以上の高齢化率が29.0%に達した日本。

 こうしたなか、厚労省は健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)を延ばす取り組みを進めているが、老後の心身の健康のために重要であるにもかかわらず、積極的に語られない項目がある。それは「セックス」だ。

 これまで“老後の性生活”はタブーとされてきたが、近年、そうした認識も徐々に変わりつつある。国が後押ししなくても、すでに市井ではさまざまな娯楽やサービスが提供されており、充実したものになりつつある。いったい、どんな内容で盛り上がりをみせているのか?

◆55歳以上しか在籍しないデリヘル「ゴーゴーばあさん」

 働く人も高齢者、利用する人も高齢者という風俗店がある。

 55歳以上しか在籍しないことを謳っている東京・大塚〜鶯谷のデリヘル「ゴーゴーばあさん」には上は80代まで22人のキャストが働いており、若い男性が利用するケースも少なくないという。

 熟女店のなかには87歳のキャストもおり、アラ還以上の女性たちが活躍している。

「ゴーゴーばあさん」の売れっ子・いずみさん(50代)は、「介護をしながら働いているので時間に融通が利くのがいいですね」と話す。

「オープンから10年たちますが、一番長い人は開店当初から在籍しています。年齢的なこともあるので、病気や亡くなってやめた方もいます。そういうときは寂しいですね」

◆「最も高齢のお客様は90歳」耳が遠く、スマホを持っていないので…

 同店の女性店長はこう話す。高齢ともなるとスーパーのレジなどの求人にもなかなか採用されなくなるが、風俗は高齢者雇用の一つになっているようだ。

 2年前から働いているAさん(62歳)は次のように話す。

「長く専業主婦をしていたので、電車に乗ってお勤めに出ることをしてみたくてこのお店で働き始めました。家族以外とお話ができるので楽しいですね。最も高齢のお客様は90歳です。耳が遠く、スマホを持っていないので、待ち合わせがちょっと大変です」

 収入は生活費として使っているとのことだが、節約して洋服や化粧品を買うのが楽しみだという。

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