15年負け続けた投資家が3年で資産1億円つくった投資法「100社程度から10倍株を選ぶだけ」その見極め方は?
日刊SPA! / 2024年4月5日 15時59分
IPOセカンダリー投資は仕事で忙しい兼業投資家にも向いている(写真はイメージ)
投資歴20年のうち15年間は負け続け。それでもひたすら相場に向き合い、遂には資産1億円間近まで躍進した男がいる。それが、テンバガー投資家X氏だ。
2020年時点では運用資産が700万円だった彼。コロナ禍では残高100万円にまで追い込まれた瞬間もあった。そこから4年弱で1億円間近まで増やせた要因が、IPO直後の株を買う「セカンダリー投資」に目覚めたことだった。
とはいえ、IPO直後の株を買えばどれでも上昇するわけではない。むしろ底値で買ったつもりがさらなる二番底に突入するリスクだってある。にもかかわらず資産を爆増させた裏にはどのような銘柄選びの目があるのか。気鋭の投資家がやっている、「10倍になる銘柄(テンバガー)」を見極めるコツに迫った。(記事は全3回の1回目)
◆持ち株が「〇〇ショック」でことごとく暴落
私の投資歴は20年ほどですが、投資で勝てるようになったのはここ最近のことです。そもそも投資を始めたのは、大学生の頃に振り込まれた奨学金を投資の原資に回したことがキッカケでした。でも、なかなか思うような結果は出ず、稼ぐことができない日々が続いたのです。
当時は新興株であったライブドアなどに投資をしていましたが、ライブドアショックにより暴落。その後は東芝、三菱重工、日立、シャープのような大型株投資に移行したものの、リーマン・ショックや東日本大震災などで仕込んだ銘柄が軒並み急落し、さらにはアベノミクス相場でも出遅れるなど15年間は負けてばかりの投資生活でした。
そんな私が勝てるようになったのは、5年ほど前に「IPOセカンダリー投資」という手法を知ったからです。知ったきっかけはたしか、新聞記事にサラリーマン投資家の弐億貯男さんの記事を読んだことだったと思います。「この手法は自分に合っている」と感じ切り替えたところ、私の投資人生に大きな転機が訪れました。
◆IPO銘柄に絞るのが「最も効果的な10倍株の見つけ方」
IPOセカンダリー投資とは何かというと、上場後間もない銘柄に投資をする手法となります。この手法であればIPO抽選に外れたとしても、銘柄を購入することができるので誰でもマネができる手法だと考えています。
そもそも株式投資において、約4000社ある上場企業の中からいわゆる「10倍株」を見つけ出すのは非効率的だと私は考えています。一方で、新規上場する会社は毎年約100社ほどです。そこに絞ってテンバガー候補を選ぶほうが効率的で確率も高いと言えます。
この記事に関連するニュース
-
50万円を27年で1億円に 「名古屋の投資家」の軌跡 リーマン&コロナショックを経て億り人に
東洋経済オンライン / 2024年4月30日 8時0分
-
急騰&急落、日本株投資家が心得るべきことは? DAIBOUCHOUさん×www9945さん 億トレーダー対談
トウシル / 2024年4月26日 18時0分
-
独自で開発した「はっしゃん式理論株価」を公開中!IT投資家・はっしゃんさんインタビュー[後編]
トウシル / 2024年4月14日 11時0分
-
「資産運用は簡単」の時代が日本にも到来?...実は「株価上昇しか知らない」世代は15年前から増えていた
ニューズウィーク日本版 / 2024年4月10日 17時55分
-
新NISAで中小型株!戻り圧力が少ない割安中小型株6選
トウシル / 2024年4月3日 14時15分
ランキング
-
1「起きたら体中に破片」 事故直後の車内…乗客が撮影 GW中盤、バス事故相次ぐ
日テレNEWS NNN / 2024年4月30日 21時17分
-
2那須2遺体、新たに実行役とみられる20歳の男逮捕へ
産経ニュース / 2024年4月30日 21時33分
-
3能登半島地震の1次避難所、集約や閉鎖で最大時の3割に…専門家「無理に急げば避難者に負担」
読売新聞 / 2024年4月30日 23時30分
-
4「4月に遺体処理を頼まれた」 より上位の指示役か 那須2遺体
毎日新聞 / 2024年4月30日 20時37分
-
5出会い系サイトの女から投資話 暗号資産130万円分をだまし取られる 北海道・函館市
STVニュース北海道 / 2024年5月1日 7時26分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください