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松平健、吉田豪に語った「ブームがわからない、私でいいのかな?」

日刊SPA! / 2024年5月7日 8時59分

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―[インタビュー連載『エッジな人々』]―

 俳優・歌手として活躍を続ける松平健が、今年芸能生活50周年を迎える。長年主演を務めた時代劇『暴れん坊将軍』の“上様ブーム”から始まり、近年もコラボグッズやカフェが若者から熱い支持を得ている松平。昭和、平成、令和と時代を超え、咲き誇り続けるこの事実を、「上様」本人はどのように捉えているのだろうか? プロインタビュアー・吉田豪が直撃した。◆無茶ぶり企画もいったん受けたからには、おもしろく

――いきなりですが、ももクロとのコラボ(マツケンサンバII×行くぜっ!怪盗少女 -TeddyLoid ULTRA MASHUP ver.-)(’23年12年23月発表)が本当にすごかったです! かなりの衝撃を受けて、周囲にとにかく聞けって言いふらしました。

松平:そうですか、ありがとうございます。テンポが速くてたいへんでしたけど(笑)。

――松平さんには、無茶振り企画を受けきる力、を感じます。

松平:そうですか(笑)。

――たくさんの無茶な企画に挑み、しっかり受けきって、“松平健色”に染めることに驚きます。だいたいのことは、「おもしろそうなら乗っかる」という感じですか?

松平:そうですね、できるだけ。

――チョコレートプラネットさんの『パンダピラニア』(’23年発表)もすごいなと思いました。チョコレートプラネット長田さんがコント用に作った曲を、松平さんが日本語カバーしたという。

松平:曲がいいな~と思ってOKしたら、「甘いお菓子は食べられない」とか、薄い内容の日本語の歌詞が届いて……(笑)。

――でも、やりきるしかない。

松平:それはもちろん。いったん受けたからには、おもしろくやらないと。

◆若者が「マツケン」グッズを買うのが不思議

――最近は少女漫画雑誌『ちゃお』の付録で、「ゆめかわ♡Viva&Loveマツケンサンバ恋叶おまじないシール」も話題になりましたけど、世代的には「ゆめかわってなんだ?」と思ってる側です。

松平:そうですね。だから、「私でいいのかな?」と思うことも中にはあります。

――ところが結果、いつもおもしろく転がっていくという。

松平:不思議ですね。若い人には、『マツケンサンバ』のグッズもいっぱい買ってもらってるんですけど、我ながらなんでかな?と思いますね。

――松平さんご自身は華やかなショーやレビューなどが好きな人だから、『マツケンサンバ』を作り出したのはわかりますが、ここまでの長期間愛されるとは、不思議だ、と。ボクも『マツケンサンバ』はブレイク前に太秦映画村でカセットテープを買ってたんですよ。

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