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“生理の貧困”にタンザニアで立ち向かう28歳の日本人女性。ナプキン工場の資金難や嫌がらせを乗り越えて

日刊SPA! / 2024年7月4日 15時52分

「ソーシャルインパクト(社会にどれだけの影響を与えるか)という点では、今年は大きな成果が出せる年になると確信しています。今後の事業の展望も、今年どれだけ頑張れるかにかかっています」

とはいえ、問題は尽きない。今年1月にはインドから到着するはずだったナプキンの素材が半年たった今も届いておらず、現在は工場の稼働を一時停止しているのだ。

「こんなことはよくありますよ」といたずらっこのように笑う菊池さんに、へこたれている様子は全く見えない。

創業者であり、ナプキン製造の工場長でもある菊池さんは、タンザニアの女性にナプキンを届けるため、故障寸前の乗用車でデコボコ道を駆け抜けていく。小さい頃からの夢だった国際協力の最前線で、彼女は今日も挑戦を続けている。

<取材・文/堀江知子>

【堀江知子】
民放キー局にて、15年以上にわたりアメリカ政治・世界情勢について取材。2022年にタンザニアに移住しフリーランスとして活動している。著書に『40代からの人生が楽しくなる タンザニアのすごい思考法』がある。X(旧Twitter):@tmk_255

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