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元人気セクシー女優が選んだセカンドキャリア「性感染症で悩む人たちに正しい情報を届けたい」

日刊SPA! / 2024年9月30日 15時54分

――大久保公園といえば、春を売る若い女性と買う男性、そこで蔓延する性感染症も問題となっていますね。

吉岡:そうなんです。性感染症蔓延の抑制に取り組んでいきたいです。正直、手洗いうがいをして、オーラルセックスをしないでコンドームを着ければいいわけです。いや、そもそも性行為自体をしなければ感染はしません。しかし、現実的にできるのかどうかは難しいところですよね。安全に楽しむためには、検査を受けることが一つの方法だと私は思っています。そういう仕組みを作っていきたいと思っています。頑張ります。

――こういったインタビューも、啓発のきっかけになると思います。例えば、このクリニックも新宿駅から徒歩1分ほどで、アクセスが良いです。駅から近いことも重要ですよね。

三並医院長:はい、地下鉄丸ノ内線新宿駅からであれば徒歩1分で、みなさんが来やすい場所になればと思い、この場所にしました。吉岡さんの話の通り、性感染症に限らず、医学的に100%正しい生活を送るのは、修行者のようであまり楽しくありません。生活習慣病のリスクを最小化した生活は、たぶんプロスポーツ選手みたいなものですけど、それは一般人には辛いですよね。なので、人生を楽しみつつ、ほどほどに予防できるバランスが大事だと思います。

――確かに、がん予防のためにお酒やタバコを完全にやめると、人生の楽しみが減るように感じます。

三並医院長:実は性感染症検査は少しお金がかかりますが、人生の楽しさはほとんど減りません。だからこそ、ぜひ検査に来てほしいと思います。

――ちなみに、検査費用はおいくらくらいですか?

三並医院長:簡単な検査なら1万円弱、しっかりした検査をするなら2~3万円程度です。

吉岡:健康診断くらいの費用ですね。

三並医院長:不妊治療は本来、厚生労働省の健康保険適用外でしたが、支援者が多くいて政治的な働きかけがあったため、2022年4月から保険適用対象となりました。しかし、性感染症検査を保険適用にするのは、社会的にまだ難しい面があります。保険適用にするためには、考え方を変えていく必要があると思います。

吉岡:性感染症はほとんどが無症状なんです。そのため、症状が出ないまま放置され、性器が痛くなったり、膿が出てから初めて病院に来る人が多いんです。それでパートナーに感染してしまったら最悪ですよね。ですから、私は健康診断の感覚で検査を受けてもらえれば、もっと安心して性生活を楽しめると思います。大切な人を守るために、ぜひ検査をしてほしいです。自分を大切にし、パートナーを大切にするための検査です。

<取材・文・撮影/神楽坂文人>

【神楽坂文人】
世界一セクシー女優を取材しているカメラマン、ライター、インタビュアー。元成人誌編集者のため、最後の砦として活躍中。年間イベント取材数300本超え! 年間インタビュー数200本超え! バイクで都内を駆け巡り1日で複数の仕事を受けている。X(旧Twitter):@kagurazakabunji

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