リバプール快勝で暫定2位浮上!MF遠藤は前半ヒヤリも…フル出場で勝利に貢献

＜フラム・リバプール＞前半、競り合うリバプールMF遠藤（右）（ロイター）

　◇プレミアリーグ第34節　リバプール3―1フラム（2024年4月21日）

　リバプールは21日、敵地でのフラム戦に3―1と快勝。暫定首位アーセナルと勝ち点74で並び、マンチェスターCを抜いて暫定2位に浮上。リーグ戦3試合連続のスタメン出場となったMF遠藤航（31）は、前半右足を痛がる場面があったがフル出場を果たし勝利に貢献した。

　リーグ3位のリバプール（勝ち点71）は首位マンチェスターC、2位アーセナルと三つ巴の優勝争いを繰り広げており、前日にはアーセナルが勝利し勝ち点74に伸ばし暫定首位に浮上。リバプールもこの試合勝利すれば、今週FA杯準決勝のためリーグ戦のなかったマンチェスターC（勝ち点73）を抜き暫定2位に浮上する状況となった。

　2日前の欧州リーグ（EL）準々決勝第2戦アタランタ戦（○1―0）では出番のなかったMF遠藤だが、この日は先発出場。前半途中には後方からMFパリーニャに激しいチャージを受け倒れ込み右足を痛がる場面があったが、プレーを続行。後半も元気よく走り回って攻守に奮闘した。

　試合は前半32分、DFアレクサンダーアーノルドの芸術的なフリーキックが決まって先制。前半終了間際に同点ゴールを許すも後半8分に勝ち越しに成功。MFエリオットのパスをゴール前で受けたMFフラーフェンベルフが右足で強烈ミドル。鋭い弾道のシュートがゴール右隅に決まり、待望のリーグ戦初ゴールが生まれた。

　後半27分にはFWハクポからのスルーパスを受けたFWジョタがDFラインを抜け出し、ペナルティーエリア内で左足一閃。低い弾道のシュートが相手GKを弾いてゴールイン。3―1とリードを2点差に広げ快勝した。

＜プレミアリーグ上位3チーム暫定順位＞

1位アーセナル　23勝5分け5敗　勝ち点74　得失点差+51

2位リバプール　22勝8分け3敗　勝ち点74　得失点差+43

3位マンチェスターC　22勝7分け3敗　勝ち点73　得失点差+44