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勝みなみ 自己最高の9位も最終Rでワースト74 「まだまだ練習が必要。伸びしろしかない」

スポニチアネックス / 2024年4月23日 3時4分

1番、勝みなみの第2打(AP)

 ◇米女子ゴルフツアー シェブロン選手権最終日(2024年4月21日 米テキサス州 カールトンウッズ・クラブ=6889ヤード、パー72)

 第3ラウンド(R)の残りと最終Rが行われ、勝みなみ(25=明治安田)が通算5アンダーで日本勢最上位の9位に入った。最終Rで1バーディー、3ボギーの74とスコアを落としたが、メジャーでの自己最高成績。次戦は国内メジャー初戦のワールド・サロンパス・カップ(5月2日開幕、茨城GC東C)に参戦する。世界ランク1位のネリー・コルダ(25=米国)が、今季メジャー初戦でツアー最多記録に並ぶ出場5試合連続優勝を達成した。

 勝は悔しさと充実感が入り交じった複雑な表情を浮かべていた。メジャー自己最高の9位に入った一方、強風が吹きつけた最終Rは4日間ワーストの74。「どういうプレーができるかと思っていたけどまだまだ練習が必要でした。伸びしろしかない。優勝に一歩でも近づけるよう頑張りたい」と前を向いた。

 第3R残りの最終18番パー5をイーグルで締めたものの、その後の最終Rはショットが荒れてフェアウエーキープ、パーオン率とも低迷。それでも大崩れしなかったのは昨季から、予選落ちしても翌日は必ず決勝が行われた会場の練習場でアプローチを底上げしてきた成果だった。

 今後もメジャー4大会が待ち受け「絶対に1回は勝ちたい」と初タイトルへの思いは強くなった。次戦は日本ツアーのワールド・サロンパス・カップに参戦する予定。まずは国内のメジャータイトルをつかみにいく。

《渋野 50位も復調の兆し》

 ○…今季初の予選通過を果たした渋野は75と落として50位で終えた。強風の中、パーオンは5度とショットに苦戦。「大変な一日だった。ダメダメな部分もたくさん。なんせパーオンが少なすぎた」と悔しがった。それでも、第2Rで12ラウンドぶりの60台をマークするなど、メジャーの舞台で4日間戦えたことは復調への第一歩。「この先が少し楽しみで明るくなったような気はしている」とはにかんで言った。

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