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【五輪最終予選】U―23日本代表、開始65秒弾の山田楓喜「ガッチリはまった」「左足で違いを見せたい」

スポニチアネックス / 2024年4月26日 2時16分

先制点を決めた山田楓(撮影・小海途 良幹)

 ◇サッカーパリ五輪最終予選兼U―23アジア杯カタール大会準々決勝 日本4―2カタール(2024年4月25日 ドーハ)

 大岩ジャパンがパリ五輪切符に王手をかけた。25日の準々決勝で、日本は延長戦の末、開催国カタールに4―2で勝ち、4強入り。完全アウェーの中、試合開始2分にMF山田楓喜(22=東京V)が先制ゴール。相手退場で数的有利となりながら一時逆転を許す苦しい展開も追いつき、延長前半11分に細谷真大(22=柏)の今大会初ゴールで強敵を振り切った。29日(日本時間30日)の準決勝で勝てば8大会連続の五輪出場が決まる。

 カタール国旗が日本側の応援席にまで置かれ、ボールを持つと指笛が鳴り響く。完全アウェーを一変させたのが山田楓だ。開始から65秒、電光石火の先制弾を決めた。相手バックパスをさらうと黄金の左足を一閃(せん)。前半2分の得点は最終予選では歴代最速弾となった。

 山田は「最初からどんどん積極的にシュートを打っていこうとずっと自分の中で決めていたので、それがガッチリはまって、それがあの先制ゴールにつながったと思います」と笑顔をみせた。

 同点の同41分には相手GKアブドラハがFW細谷に対するラフプレーにより一発レッドで退場。日本は数的優位に立った。後半4分には一時リードを許すが、慌てることなく同22分にはCKからDF木村のヘッド弾で再び追いついた。決してあきらめない姿勢を貫いた。

 「正直、カタールが1人退場してから、すごく楽になるかなと思ってプレーしてたんですけど、それが逆に出て、すごく難しい試合になって、勝ち越されて難しい展開になった」と反省を口にしながらも、負けたら五輪出場権を逃す戦いで勝ち切った充実感がのぞいた。延長前半11分、細谷が右サイドで途中出場の荒木のスルーパスに反応。ゴールキーパーの股を抜く、今大会初ゴールでついに勝ち越し点を奪った。さらに前がかりになったカタールに対し、延長後半7分、内野のゴールで追加点を奪って逃げ切った。

 山田は「特にアジアの大会はセットプレーが一番重要になってくる。自分の左足で違いをどんどん見せていけたらいい」と前を見据えた。

 《サッカー日本代表五輪成績》

1992年バルセロナ大会=予選敗退

1996年アトランタ大会=1次リーグ敗退

2000年シドニー大会=ベスト8

2004年アテネ大会=1次リーグ敗退

2008年北京大会=1次リーグ敗退

2012年ロンドン大会=4位

2016年リオデジャネイロ大会=1次リーグ敗退

2021年東京大会=4位(東京)

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