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新潟・堀米主将 ポジション争いで刺激 ピッチで復活アピール 27日ホームFC東京戦

スポニチアネックス / 2024年4月26日 4時32分

ケガが癒え、FC東京戦の出場を目指す堀米

 J1新潟は25日、聖籠町のアルビレッジで、あす27日のホームFC東京戦に向けて非公開練習を行った。右太腿裏の張りが癒えて練習に復帰したDF堀米悠斗(29)は、けが人が戻って激しくなったポジション争いを歓迎。自らも左サイドバック(SB)で出番をつかもうと、闘志を燃やしている。

 チーム状態が上向いているのは、20日の京都戦で6試合ぶりの勝利を手にしたことだけが要因ではない。堀米主将は「ようやくけが人も戻ってきていい雰囲気になってきた。これからポジション争いが活発になって誰も気が抜けないという状況になればもっと良くなる」と期待する。

 10日の練習で右太腿裏に「ぴりっときた」と違和感を覚えたが、全体練習には19日には戻り、大事には至らなかった。昨年は左を痛めていて、「最小限で抑えられるタイミングだった」とほっとした表情を浮かべた。

 チーム内で相次いだけが人は多くが戦線復帰した。全体練習の人数が減ると活気に影響するだけでなく、「このポジションでどうしてもこいつしかいないとなると、緩みにもつながる」と指摘。全員戦力を掲げるチームにおいて各ポジションの争いから好プレーを生み出してきたからこそ、その重要性を語る。

 左SBはDF早川が台頭し、2試合連続で先発フル出場中。早川の前線に飛び出していくプレースタイルに刺激を受けた。「SBがあそこまで入っていけば攻撃に迫力も出る。外から見ると気付きも多い。いい時間にできた」。離脱を無駄にせず、ピッチで復活をアピールする。(西巻 賢介)

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