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【リーグワン】BL東京・リーチ主将「人生で一番しんどかった」開幕4連勝も冷や汗

スポニチアネックス / 2025年1月11日 16時21分

<BL東京・浦安>思わぬ苦戦に試合終了と同時に座り込むリーチ(撮影・篠原岳夫)

 ◇NTTジャパンラグビーリーグワン1部第4節 BL東京22―14浦安(2025年1月11日 神奈川・UvanceとどろきスタジアムbyFujitsu)

 昨季王者のBL東京は、今季初昇格の浦安に22―14で勝ち、開幕4連勝。終盤にも5点差に迫れるなど、最後まで気の抜けない試合を振り返り、No・8リーチ・マイケル主将は「人生で一番しんどかった。たくさんテストマッチに出てきたけど、一番」と息をついた。

 日本代表では15年W杯の南アフリカ戦など、何度もジャイアントキリングを達成してきたリーチ。この日は初昇格チームの挑戦を受ける側になると、予想以上にキックの多い相手の戦術に苦しみ、自陣に釘付けに。前半こそ12―0で折り返したが、後半17分にトライを許すと、その2分後にはWTB桑山淳生が危険なタックルでシンビンに。苦しい時間帯が続いた。

 その後、1トライずつを取り合うと、残り3分の敵陣ペナルティーでSO松永拓朗がPGを決めて8点差に。何とか勝利をもぎ取ったが、トッド・ブラックアダー・ヘッドコーチ(HC)も「かなり表現が難しい試合になった。試合のある時点では、テリトリーが20%対80%だった。今日は勝ったことが全て」と総括した。

 チャンスを一発で仕留める決定力、ディフェンスでのここ一番の集中力で、何とか白星をもぎとったBL東京。ブラックアダーHCは「正しいマインドセットを持って臨まないと苦しむ。そういう試合が増えている」と4季目を迎え、毎シーズンごとにレベルが高まっているリーグワンで勝ち続ける難しさを評した。

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