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ドラマ「ホテルキング」のプロデューサー交代!!未曾有の事態で漂流危機に

THE FACT JAPAN / 2014年5月14日 15時17分

MBC週末特別企画「ホテルキング」が堅いチームワークで最初の一歩を踏み出したかのように見えたが、突然のプロデューサー交代で世間を騒がせている。|提供 MBC




[スポーツソウルドットコム|イ・ダウォン記者] 現在放送されているMBC週末ドラマ「ホテルキング」が未曾有の事態を迎えた。ドラマ演出の総責任者であるキム・テジン プロデューサーが突然更迭され、その席をアッシュバーン(チェ・ビョンギル)プロデューサーが引き受けることになったのだ。
MBC側はキムプロデューサーの一身上の理由が原因でプロデューサーを交代したと明らかにしたが、制作陣の側では、チョ・ウンジョン脚本家とキム・プロデューサーの不和がこの事態の原因だという見方が提起し、論議を呼んでいる。ドラマのキャプテンであるプロデューサーが不意に交代され、「ホテルキング」は座標を失った船のように漂流する危険に陥った。
MBC側は12日、「ホテルキング」を演出していたキム・プロデューサーの降板を公式に認めた。また、その代わりにアッシュバーン・プロデューサーがメガホンを取ったと明らかにした。これに対してキム・プロデューサーは、ある媒体とのインタビューで「チョ・ウンジョン作家がプロデューサーの交代を要求し、ドラマから降板することになった」と主張し、波紋が広がった。
今回の事態と関連し、MBCドラマ局は異例の緊急会議を開いた。翌日、MBCドリームセンターで開かれた同会議には、ドラマ局長をはじめ、ドラマ局のプロデューサーの大半が集まって、「ホテルキング」事態の深刻性を認識しながら今後の対策について議論したという。何よりも、局長の出席のもとに緊急会議が召集されたということは、集団行動につながる可能性もあることを意味する。
もちろん、MBC側は「今回の事態と関連した内容の会議を行ったが、対応策や結論などは出していなかった」とし、「今後、もう少し見守らなければならない」と説明したが、キムプロデューサーが自分の意志で退いたのではないことを証明しただけだ。
ここに責任プロデューサーであるキム・ミンジンCPが直接撮影現場に投入され、事態の重さをより一層加重させた。彼もドラマ演出のベテランだが、今まで劇の流れを導いてきたキム・プロデューサーの役名をきちんと果たせるのかには疑問符が付く。
より良い作品を作るための制作陣の戦いは、常に予定されているプロセスである。特に、脚本家と監督の葛藤はいつもあったもので、あるべきの必要悪でもある。しかし、このように二人の相性が合わないとして、放送中のドラマの演出者を交代することは、滅多にない事例。また、このような作品が興行した記録も見当たらない。
「ホテルキング」の今回の事態は、お茶の間で徐々に人気を高めていた作品の勢いに悪材料になる確率が高い。船長を失った船の舵を一時的に誰かが握るとしても、船に対する信頼は下がるだけだし、船の方向性さえ失う危険が高いからだ。
また、「ホテルキング」の出演陣と制作陣が背負う将来の負担も大きくなった。作品のために打った一手がかえって、悪手に変わった代表的な例である。

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