映画「自由が丘で」、惜しくも受賞至らず
THE FACT JAPAN / 2014年9月8日 13時26分
加瀬亮主演xホン・サンス監督の最新作「自由が丘で」(変更前タイトル:自由が丘8丁目)が、第71回ヴェネツィア国際映画祭のオリジョンティ部門に正式出品されたが、惜しくも受賞には至らなかった。
6日の午後8時頃(現地時間)、第71回ヴェネツィア国際映画祭の授賞式が行われた。「自由が丘で」は受賞できず、インドの「コート(Court)」がオリジョンティ部門の最優秀作品賞を受賞。同部門監督賞はヨルダンのNaji Abu Nowar監督によるアクション「Theeb」が受賞した。しかし「自由が丘で」は、現地で爆発的な反応を得た。先日2日、現地上映が行われたあと、観客らは作品に対する高評価を送った。オリジョンティ部門の公式上映館であるSala Darsenaは約1409席の大型映画館だが、上映前から全席が売り切れるほど熱い関心が寄せられた。レッドカーペットでもホン監督をはじめ、加瀬亮、ムン・ソリなど主役らに対するかけ声が大きくあがるなど、ファンの応援はさまざまなところで見られた。
第71回ヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞は、スウェーデンのロイ・アンダーソン監督による超現実主義映画「A Pigeon Sat on Branch Reflecting on Existence」(鳩、枝に座って存在を省察する)が受賞した。監督賞に当たる銀獅子賞は、ロシアのアンドレイ・コンチャロフスキー監督の「The Postman's White Nights」が受賞し、男優賞と女優賞はサヴェリオ・コスタンツォ監督のイタリア映画「Hungry Hearts」のアダム・ドライバーとアルバ・ロルヴァケルが受賞した。審査員グランプリはデンマークのジョシュア・オッペンハイマー監督による「The Look of Silence」が受賞し、トルコのKaan Müjdeci監督の「Sivas」が審査員特別賞を受け取った。
一方、「自由が丘で」は、人生の中でもっとも大切だったひとりの女性を捜すために韓国を訪れた日本人青年のモリが、ソウルで送った特別な時間を描いた恋愛ドラマで、韓国では9月4日から公開された。7日、同映画は累積観客1万人を突破し、全国45箇所の映画館で上映されているものの、今年公開された独立映画の中でもっとも早い記録を達成。芸術映画市場に活力を吹き入れている。(日本は12月公開)
THE FACT|キム・ガヨン記者
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ラトビア発アニメ映画「Flow」“アニメーション界のアカデミー賞”アニー賞で2部門を受賞!
アニメ!アニメ! / 2025年2月10日 18時45分
-
スターキャット配給映画「My Everything」が、日本最大級のフランス映画の祭典「横浜フランス映画祭2025」に出品決定!
PR TIMES / 2025年2月6日 12時15分
-
最新作『Flow』がアカデミー賞候補に!ラトビアのアニメ映画『Away』が再上映決定
cinemacafe.net / 2025年1月27日 12時15分
-
上映時間215分の長尺でも米国で大ヒット『ブルータリスト』ブラディ・コーベット監督の勝算
ORICON NEWS / 2025年1月21日 10時0分
-
ベルリン国際映画祭、ベルリナーレ・スペシャル部門の上映ラインアップに『ミッキー17』など
cinemacafe.net / 2025年1月17日 13時50分
ランキング
-
1脚本家・北川悦吏子氏の“苦言”が物議「あなたがそれ言う?」PTSD公表の元アナへの批判を疑う声
週刊女性PRIME / 2025年2月10日 17時30分
-
2“中居正広を完無視”の岡村隆史が目の当たりにした「松本人志さんがいてはって」不仲原因の食事会
週刊女性PRIME / 2025年2月10日 18時30分
-
3“40年間彼氏いない”女性芸人、相手に求める“高すぎ”理想…「やっぱりカッコいい人がいい」
スポニチアネックス / 2025年2月10日 16時46分
-
4顔面神経まひ報告の中西圭三「のど自慢」で「ぼよよん行進曲」歌唱姿に「さすがプロ」「経過良好そう」の声
スポニチアネックス / 2025年2月10日 20時11分
-
5草野仁 亭主関白を猛省「典型的な九州男児」 転機はフリー転身「朝3時過ぎに起きると…」
スポニチアネックス / 2025年2月10日 14時59分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする

記事ミッション中・・・
記事にリアクションする

エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
