台湾有事、国内テロ鎮圧の極秘精鋭部隊!陸上自衛隊「特殊作戦群」驚異の実力
日刊大衆 / 2024年4月15日 12時0分
陸上自衛隊が誇る最強部隊でありながら、長らくベールに包まれていた『特殊作戦群』の訓練動画が、3月27日に公開され、大きな反響を呼んでいる。
「特殊作戦群は、防衛大臣直轄である陸上総隊の隷下部隊で、2004年に設立されました。人員約300名、所属は習志野駐屯地(千葉県)です。“特戦群”と略して呼ばれ、“自衛隊最精鋭”の部隊ともいわれています」(軍事専門誌記者)
軍事ライター黒鉦英夫の解説
軍事ライターの黒鉦英夫氏が、こう解説する。
「特戦群は、米軍の特殊部隊であるネイビーシールズや、デルタフォースをモデルにしているとされます」
これらの部隊はイラク戦争やアフガン戦争に投入され、特殊作戦で大きな戦果をあげている。ネイビーシールズは、ビン・ラディンを急襲したジェロニモ作戦でも、前線で活躍したことで知られる。
モデルとなったデルタフォース
「デルタフォースは民間人を偽装して敵地に潜入したり、対テロ作戦を担当することが多いため、入隊資格や隊員の情報は非公開にされています。
そもそも、米政府はデルタフォースの存在すら公式には認めていません」(前同)
情報は非公開
それは日本の特戦群も同様で、創設当初から訓練内容などは明かされておらず、所属隊員に関する情報も非公開となっている。
「自衛隊内でも、特戦群に関する情報は管理されているため、同じ駐屯地にいる自衛官も詳細は知らないはずです。
創設当初は、同じ習志野駐屯地に所在する第一空挺団の隊員から選抜されていたようです」(同)
超エリート集団、第一空挺団
第一空挺団もまた、自衛隊では超エリート集団だ。
「“泣く子も黙る鬼の空挺”といわれるように、これまで第一空挺団は自衛隊最精鋭とされてきました。
彼らの任務は敵支配エリアにパラシュートで降下して、交戦しながら前進し、友軍の後続部隊のために反撃拠点を確保すること。過酷を極めるミッションです」(前出の専門誌記者)
訓練は壮絶
特戦群は、この第一空挺団を、さらに凌駕する精鋭ぞろいだという。
「漏れ伝わるところでは、訓練は大の大人が泣き出すほど壮絶。
交戦地域での情報収集や偵察、攪乱工作、対テロ戦はもちろん、要人奪還などのミッションも特戦群には期待されているようです」(前出の黒鉦氏)
日本の安全保障環境が緊迫
今回、動画が公開されたのは、そんな特戦群と米陸軍特殊コマンドとの共同訓練の模様だ。
「このタイミングで日米の精鋭特殊部隊の訓練を公開したということは、偶然ではありません。
台湾有事のリスクが叫ばれるなど、日本を巡る安全保障環境が緊迫の色を増しているためでしょう」(前同)
戦術もバージョンアップ
現代戦では、正規部隊のミッションを円滑に進めるために、特殊部隊が隠密裏に遂行する軍事作戦の重要性が指摘されている。
「特戦群には最新の装備が優先的に回され、タクティクス(戦術)も絶えずバージョンアップされていると聞きます」(同)
“影の軍団”は、いざという日に備え、ひそかに腕を磨いているようだ。
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