AIが伝統品を作ったら……? 先端技術と伝統文化の融合を形にした展示会に注目
Techable / 2022年1月13日 10時0分
伊勢丹新宿店は、1月19日(水)~1月25日(火)の期間、本館1階 プロモーションにおいて先端技術と伝統文化を融合させた製品の展示会「“つぐ” KORI-SHOW PROJECT ・ ISETAN」を開催します。
タイトルにある“KORI-SHOW PROJECT”とは、古来からの伝統文化と先端技術を結びつけ、豊かなものづくりを提案することで次世代の職人・産地・文化を守り、未来へとつなげていこうというものです。
会場には、AIや3Dプリンターなどを活用して生まれた伝統品が登場。「未知×伝統」「先端技術×フレキシビリティ」「アップサイクル×エコロジー」というテーマに沿ったさまざまな製品が並びます。また、体験エリアとしてワークショップも展開予定です。今回は、その一部を紹介していきましょう。
製品紹介注目したいのは、AIが絣(かすり)の図案を学習し、その規則に即しながら過去にはなかった絣柄を表現したブランケット。かすったような小さな模様が特徴の絣柄を再現し、伝統文化に通底する“美の哲学”を継承しています。
また、Bluetoothを内蔵したフードデバイスも要チェック。指向性スピーカーとノイズコントロール機能で、耳に直接触れることなくフード内のみで立体音響を楽しめます。
さらに、国産の蚕をアップサイクルして生産した織物(衣類)と食品も登場。絹織物の原料である糸を生み出すことで知られる蚕は、実は栄養素が豊富だとか……。
そして、東京国立博物館との取り組みとして、同博物館所蔵の美術品をTシャツやトートバッグなどの身近なものに再現。縄文土器を3Dプリンターで出力し、模様を入れたトレイなどが展示されます。
これらの製品は、伊勢丹新宿店にて一部購入可能ですが、商品によってはMakuakeでのみ購入できるというものもあるようです。
ワークショップも展開!さまざまな体験ができるワークショップも魅力的なラインナップとなっています。
東京国立博物館のワークショップでは、江戸時代の「裂見本帖」をモチーフにしたスタンプを使い、サコッシュに好きなようにプリント可能です。
株式会社メルタのワークショップでは、バーチャル・ろくろ体験ができます。投影されたろくろを触りながら、バーチャルのろくろで植木鉢を製作。完成した植木鉢はデータをもらえるほか、3Dプリンターによる出力もできるとのことです。
このほかも貴重な体験ができそうなワークショップ。1月22日(土)・23日(日)に開催予定ですが、ワークショップによって開催日と時間が異なりますので、気になる人はこちらから確認してください。
PR TIMES
(文・Higuchi)
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