イチローの偉業を「台無しにしちゃいけない」 元同僚の18年MVPが回顧した「一番緊張した時」
THE ANSWER / 2024年4月27日 7時13分
■ブルワーズのイエリッチが一番緊張した瞬間とは
かつてMVPにも輝いた米大リーグ12年目のスーパースターがイチロー氏との忘れられない思い出を振り返った。ブルワーズのクリスチャン・イエリッチ外野手は2015~2017年までの3年間、マーリンズでイチロー氏とともにプレー。先輩が偉業を達成した瞬間、「絶対に台無しにしちゃいけない」とこれまでで一番緊張したことを明かした。
24歳だった2016年8月7日(日本時間8日)、メジャー4年目のイエリッチは歴史的瞬間に立ち会った。前年からチームメートとなったイチロー氏が敵地ロッキーズ戦の7回に右越え三塁打を放ち、メジャー通算3000本安打を達成。大歓声が送られる中、イエリッチもベンチを飛び出し、祝福の輪に加わった。しかし、忘れられない瞬間が待っていたのはその後だった。
イエリッチは米誌「GQスポーツ」の独占インタビューで当時を振り返った。「クリスチャン・イエリッチがベテランになること、イチローとプレーすること、野球の飛ぶボールとされている時代について」と題する記事の中で、「今までで一番緊張した時」として紹介されている。イエリッチいわく、偉業達成の瞬間のために、150人ほどの日本メディアがチームを何週間も追っていたという。
当然、3000本安打に到達した直後の守備で中堅の位置に向かうイチロー氏にも多くの視線が注がれた。左翼を守っていたイエリッチはイニング間にイチロー氏とキャッチボールをしたが、異様な注目度にド緊張。「その時は『今は絶対暴投しちゃだめだ。絶対台無しにしちゃいけない』って感じだったと覚えているよ。ありがたいことにそうはならなかった。クールなことだったね」と回顧した。
イエリッチは2018年にブルワーズに移籍。同年は打率.326、34本塁打、OPS1.000の活躍でナ・リーグMVPに輝いた。翌2019年も打率.329、44本塁打、OPS1.100の好成績でMVP投票2位。以降は成績が伸び悩んでいたが、32歳の今季は開幕から11試合で打率.333、5本塁打、OPS1.166と好調なスタートを切っていた。しかし、現在は腰の張りで13日から負傷者リスト入りしている。(THE ANSWER編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
大谷翔平、通算8度目の週間MVPを受賞 ド軍移籍後初…驚異の打率.524&3本塁打
Full-Count / 2024年5月7日 5時44分
-
“呪われた2024年”で輝く大谷翔平 苦しむMVP経験者…1年で計れない1071億円の価値
Full-Count / 2024年5月4日 20時1分
-
新ライバル登場で…大谷翔平に訪れる“危機” 独走状態の「27」、高まる歴史的偉業
Full-Count / 2024年4月23日 17時24分
-
大谷翔平“あっという間に”リーグ4冠 得点圏で不振も…イチロー以来16年ぶり236安打ペース
Full-Count / 2024年4月23日 9時55分
-
大谷翔平、DH初のMVPに現実味 “一刀流”でもWAR2位の衝撃…待ち受けるベッツの壁
Full-Count / 2024年4月23日 6時30分
ランキング
-
1レーバークーゼンが歴史的快挙!ドイツ1部史上初シーズン無敗優勝達成 クラブ初の“欧州3冠”へ弾み
スポニチアネックス / 2024年5月19日 0時28分
-
2宮田笙子、NHK杯13年ぶり3連覇で初五輪切符 岸里奈、岡村真、中村遥香が五輪代表決定
スポーツ報知 / 2024年5月18日 16時12分
-
3巨人・坂本勇人「いい感じで打てました」 “ミスター超え”187度目猛打賞
スポニチアネックス / 2024年5月18日 19時32分
-
4大谷翔平、メジャー8冠→5冠に後退 4の0で2試合ぶり無安打…リーグでは7冠
Full-Count / 2024年5月19日 12時38分
-
51014億円男・大谷翔平が生んだ“今季最高”の光景 米国でも話題沸騰「大金が支払われた理由」
THE ANSWER / 2024年5月18日 19時33分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください