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裏金処分の丸川珠代氏〝東京7区くら替え〟はお先真っ暗「非公認なら事実上の政界引退」

東スポWEB / 2024年4月3日 6時12分

丸川珠代参議院議員

自民党は派閥の裏金問題で、4日に党紀委員会を開き、39人の議員の処分を決定する運びとなった。注目されるのは822万円の不記載が判明した元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代参院議員だ。次期衆院選で参院からくら替えするが、お先真っ暗な状況というのだ。

党側は5年間の収支報告書の不記載があった85人中、500万円以上に上る議員と安倍派幹部の塩谷立元文科相や世耕弘成元参院幹事長ら4人を処分対象とした。塩谷、世耕両氏は離党勧告、下村博文元文科相、西村康稔元経産相は党員資格停止、その他の議員は派閥での役割や不記載額に応じて、選挙非公認、戒告などの処分になる見込みだ。

処分を受けた議員で最も影響が大きいのは次の選挙だ。来年10月までに衆院選、来年夏には参院選が控えている。

「非公認ならもう事実上の政界引退となり、お手上げですが、戒告で済んでも次の選挙は〝裏金議員〟のレッテルがつく。逆風の中で厳しい戦いになる。有名どころでは、萩生田光一元文科相や丸川珠代元五輪相らは大変ですよ」(永田町関係者)

現在、参院議員の丸川氏だが、次期衆院選では東京7区にくら替えが内定している。

「10増10減で区域が変更になる区で、白金台や麻布十番、松濤などセレブが多い港区と渋谷区のエリアです。丸川氏のほかに維新が元熊本県副知事の小野泰輔氏、立憲が弁護士で元職の松尾明弘氏を擁立する。もともと自民党は弱いエリアで、丸川氏は活動しているものの反応はいまひとつのようです」(同)

丸川氏の夫は大塚拓衆院議員で、こちらも994万円の不記載で処分対象。夫婦で国会議員の〝パワーカップル〟は、大ピンチに陥る。参院東京選挙区で2期連続トップ当選した時には、都知事転身もささやかれた丸川氏だが、もはや過去の栄光。野党時代に強行採決で言い放った「この愚か者めが!」が自身に降りかかっている。

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