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離党勧告の世耕弘成氏が維新に接近か 衆院鞍替えで二階氏後継とガチンコ対決

東スポWEB / 2024年4月5日 6時40分

離党勧告を受け入れた世耕弘成氏

自民党が4日、裏金問題を巡って39人の処分を決定した。特に重いのは安倍派の座長だった塩谷立元文科相と世耕弘成前参院幹事長の「離党勧告」だった。世耕氏はこの日、離党届を提出した。

世耕氏は処分決定を受けて、「大きな政治不信を抱かせたことを深くおわび申し上げます」と謝罪した。離党勧告という重い処分には「明鏡止水の心境です」と不満をぶちまけたりはしなかった。

安倍派幹部ではほかに、下村博文元文科相と西村康稔前経産相が「党員資格停止1年」、高木毅前国対委員長が「党員資格停止6か月」、松野博一前官房長官と萩生田光一前政調会長が「党の役職停止1年」となり、明暗が分かれている。

今回の処分を受けて、世耕氏の地元である和歌山県事情に注目が集まっている。

次期衆院選への不出馬を先んじて表明していた二階俊博元幹事長は処分を免れた。二階氏の選挙区である新和歌山2区を世耕氏がくら替え出馬しようと狙っているとささやかれていたが、離党によって状況は激変。それでも世耕氏がくら替え出馬して、二階氏後継と戦うならば修羅場になるのは必至だ。

世耕氏が日本維新の会に接近するとの憶測も浮上しているが…。永田町関係者は「自民党から維新へ移った人は過去にいます。河村建夫元官房長官の長男である建一氏は党内で冷遇されたことで維新へ行きました。また、不祥事で自民党を離党した石崎徹氏も今は維新にいます」と解説した。

維新は昨年4月に行われた和歌山1区補選で林佑美氏を当選させ、和歌山にもその勢いを伸ばしている。〝二階vs世耕〟の和歌山で維新の存在感が高まりそうだ。

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