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3月に欧州初制覇の中島啓太 1差暫定6位発進 2つのパーセーブに「4バーディーより価値がある」

東スポWEB / 2024年4月25日 19時42分

中島啓太

男子ゴルフ日欧両ツアー共催の「ISPSハンダ欧州・日本トーナメント」初日(25日、静岡・太平洋C御殿場C=パー70)は、濃霧のため開始が遅れた影響で、日没サスペンデッドとなった。

中島啓太(23)は、3月の「ヒーロー・インディアンオープン」で欧州ツアー初優勝を飾った後、初の国内参戦。4バーディー、ノーボギーの66で回り、首位と1打差となる4アンダーの暫定6位と好発進。昨季の国内ツアー賞金王は「11番と5番ホールですごいピンチだったが、両方ともパーセーブできたので4バーディーよりも、その2つに価値があると思う」と振り返った。

インスタートの11番パー4は、ティーショットを左の林に入れてしまい、2打目は出すだけ。7Iで放った残り180ヤードの3打目を2・5メートルにつけて、それを沈めた。5番パー4は、アイアンを選んだティーショットは、右に大きく飛び出すシャンクとなってしまうも、7メートルをねじ込んでパーをセーブした。

2日目に以降に向けては「まず初日の入り方が大事だなと思ったので、今日は良いスコアで回れた。このままボギーフリーはおそらくないと思うので、冷静に対応していって週末良い位置でプレーしたい」と欧州2連勝に意欲を見せた。

5アンダーの清水大成(ロピア)、吉田泰基(東広野GC)池村寛世(ディライトワークス)らが暫定首位。石川遼(CASIO)は15ホール終了し、3オーバーの暫定140位タイとなっている。

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