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【箱根駅伝】城西大1区・久保出雄太は〝内藤信者〟「トランキーロ、あっせんなよと思いながら走っていた」

東スポWEB / 2025年1月3日 5時9分

納得のレースを終え、「内藤ポーズ」を決める城西大・久保出雄太

第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝、2日=5区間107・5キロ)、往路7位の城西大で1区に出走した久保出雄太(4年)が、あの〝制御不能男〟への愛を語った。

1区は中大・吉居駿恭(3年)がスタート直後から飛び出して大逃げに成功し、区間賞を獲得。区間9位となった久保出は、区間2位の駒大・帰山侑大(3年)と12秒差の好位置で2区のヴィクター・キムタイ(3年)にたすぎを渡した。

レース後には「自分の中で1区は前との秒差が大事なので。2位の帰山君と12秒しか開いてなかったので、いい走りができたと思います」と納得の表情を浮かべた。

好走を見せた久保出は大のプロレスファンで、好きなレスラーは新日本プロレスの内藤哲也(42)だ。「大学に入ってから(部内の)先輩の影響でプロレスが好きになった。特に内藤さんが好きで(取材の)コメントで『トランキーロ』と使うぐらい(笑い)。(内藤の試合は)見ていて面白いし、試合前にゆっくり花道を歩いて、観客を沸かせる感じに惹かれた」と熱弁。毎年恒例となっている新日本の1月4日の東京ドーム興行には、自らアリーナ席のチケットを購入して観戦に訪れるという。

その上で、今回のレースを振り返り「吉居選手が初め出たけど、ずっと『トランキーロ、あっせんなよ』と思いながら走っていた。本当に内藤さんが大好きなので。本当は区間賞を取ったら(テレビインタビューで)『これはデスティーノでした』と決めたかった」と笑顔で明かした。

同大のチーム目標は総合4位以上。久保出は「今は7位だけど、復路には強いメンバーが揃っている。まだまだ前を追える順位なので、4位に向けて頑張っていけたら」と同僚の奮起に期待を寄せた。

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