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早期教育が多い現状…令和を生きる子どもたちの習いごとや塾の事情

LIMO / 2019年5月18日 18時0分

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早期教育が多い現状…令和を生きる子どもたちの習いごとや塾の事情

子どもと同じ年齢の子が習いごとや塾に行っていると聞くと、「うちも始めたほうがいいのかな」「でもまだ早いかも」といろいろ考えてしまいますよね。もちろん、お金のことも考慮しなければいけません。

最近の子どもたちは、どのような教育を受けているのでしょうか。それぞれの家庭の事情に迫ってみました!

早期教育が多い現状

子どもに習いごとや塾に通わせている家庭の割合はどのくらいなのでしょうか。2018年2月にアクサダイレクト生命保険株式会社が実施した「第5回子どものおけいこ事に関する調査」から、各家庭の状況を確認してみましょう。

この調査の結果、0~9歳の子どもを持つ母親うち「子どもにおけいこ事をさせている」と答えたのは54%でした。半数以上の子どもたちが習いごとをしているのが現状のようです。

そして、「おけいこ事をさせている目的」として最も多かった回答は「好きなこと・得意なことを増やすため」(59.4%)でした。習いごとによって、子どもの可能性を広げたいと考えている家庭が多いのでしょう。

その一方、「おけいこ事をさせる上での悩み」に対して、58.7%の人が「費用がかさむ」と答えました。「おけいこ事を継続するか・やめるかを見直すきっかけ」には62.6%が「費用」を挙げていることも含め、習いごとによる金銭的な負担は大きいことがうかがえます。

塾や受験はどう考える?

なかには、「受験を視野に入れて塾に通わせたい」と考えている方もいるでしょう。そこで、すでに子どもを塾へ通わせている人に、その理由をうかがいました。

・「本人が『私立の中間一貫校に行きたいと希望したので、週3のペースで塾に通わせています」

・「勉強のためという理由もありますが、主な目的はやんちゃな友達と距離をとるため。ちょっと複雑な気持ちもありますが、いじめっ子に無理やり付き合わされていた過去があるので…」

・「学校で英語を習ったら、それがすごく楽しかったみたい。『もっと英語に触れたい』というので、英語の塾に通わせました」

・「『友達と一緒に塾に行きたい』というので、その希望に添いました。自主的に勉強するようになったし、通わせて正解でした」

・「うちは共働きで、学童保育が4年生までしか対応していません。そのため、学童の代わりとして塾を利用しています」

ご覧のように、本人が望んだケースもあれば、親の意志で通わせているパターンもあるようです。塾を利用するにあたり、必ずしも受験の予定があるとは限らないことも分かりました。

夫婦間で意見が合わない場合も

子どもの教育に関する考えが夫婦間で全く同じならいいのですが、そうでないケースも珍しくないでしょう。その場合は、お互いの意見を尊重しながら話し合う必要があります。

とくに多いのは、「積極的に習いごとをさせたい」「本人が興味をもってから始めればいい」と意見が分かれてしまったパターン。習いごとをしたいと考えている側にとっては、「まだ小さい子どもは習いごとの存在を知らないうえに、いざ始めたときには周囲より遅いスタートになる」と考えてしまいます。

そのような場合は「絶対に許可しない」「なにをいわれようと通わせる」と強引に押し通すのではなく、お互いが「この条件ならいいだろう」と譲歩するといいでしょう。どのような結論であれ、正解・不正解はありません。子どものことを第一に考え、親がサポートする態勢を整えておきましょう。

まとめ

子どもの将来や可能性を考えると、余計に「習いごとをさせるべきか」「何を習わせるべきか」と悩んでしまいますよね。とはいえ、焦って習わせて「子どもが楽しくなさそう」「ほかのジャンルにすればよかった」と後悔するのは避けたいところ。親子が納得して通い続けられるよう、じっくり考えてから結論を出してくださいね。

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