出産後の夫婦の変化…「家庭内別居状態の友人」と「仲良し夫婦な友人」の違い

LIMO / 2019年6月3日 10時45分

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出産後の夫婦の変化…「家庭内別居状態の友人」と「仲良し夫婦な友人」の違い

結婚・出産は、女性にとってだけでなく男性にとっても人生において大きな出来事となります。特に出産は女性の体にも心にも大変な影響を与えるため、妊娠前とは別人になったという経験のある人も少なくありません。

今回は、子どもが誕生したあとの夫婦の形について深堀り。子育てが始まってから夫婦仲が悪くなっていく夫婦と、そうでない夫婦にはどのような違いがあるのでしょうか。

出産を機に夫婦の関係性が変化したと感じる人は多い

子どもが誕生すると、大人だけで生活をしていたときとは全く違う生活へと変化していくもの。子どもがいる家庭では必ず通らなければいけない“生活の変化”ですが、それが良い方向に行くか悪い方向に行くのかは、他でもない夫婦である本人たち次第なのです。

“産後クライシス”という言葉がメジャーになった、今の世の中。昔にくらべ1人で子育ても家事もこなしている女性が多いことから、社会全体が子育て中の女性を支援しようという方向に動き始めています。

しかし一方で、家庭内では夫婦同士の話し合いや譲り合いによって家事・育児の分担が決まるもの。家庭によって差が生まれるのは、仕方のないこととも言えるのです。

第一子が誕生するまでは、男性も女性もどれくらい生活が変化するのかということを完全に理解するのはとても難しいもの。子どもが生まれて初めて、“こんなに大変なのか!”と知る人がほとんどです。

女性は妊娠中から母親としての自覚が芽生えている一方、男性は子どもが誕生してから徐々に父親としての自覚を持ち始めます。自覚が芽生えるまでの“タイムラグ”は、産後の女性をイラつかせる要因のひとつ。手探りで育児の術を身につけようとしている女性に対し、男性がどのように寄り添っていけるのかが、その後の夫婦がどんなふうに過ごしていけるかのカギとなるのです。

家庭内別居状態を招いた夫婦のリアルとは

夫婦の数だけ夫婦の形があるという言葉あるように、パッと見るだけではその夫婦が本当に幸せなのかどうか見極めることはできません。第三者から見ればすごく幸せそうでも、実は家庭内別居状態という夫婦がいるのも事実です。

「自分だけ自由な時間に起きて出勤していき、帰ってくる時間もまちまち。私は時間24時間ずっと家事と育児に追われているのに、旦那は同僚に誘われたら必ず飲みに行ってから帰ってきます。出産を機に退職しましたが、私だって本当は働きたい。毎日やり場のないイライラに襲われていたら、旦那が働いてくれていることへの感謝の気持ちや、愛情などが全てなくなってしまいました」(32歳女性/主婦)

「長男を出産したあとから、主人への気持ちが一気に冷めてしまいました。大変なときに家にいないだけでなく、こちらから何か言わないと手も貸してくれない。私は仕事に家事に育児にと日々時間に追われているのに、なぜか主人は時間に余裕があるようです。相手の顔を見るだけでもイライラするので、息子と2人暮らしなのだと頭を切り替えることにしました」(30歳女性/パート)

子育てに対するイライラをパートナーに理解してもらえない…これこそが、家庭内別居の状態を引き起こす大きな要因となるのです。同じ屋根の下にいるのに親同士が会話をしないというのは、子どもの心も不安にさせてしまいます。どんな人間でも、子どもを育てるというのは簡単なことではありません。相手に期待したり頼ったりするのではなく、気持ちを言葉で表現し夫婦間でコミュニケーションを取ることこそが、家庭内別居を避ける方法なのではないでしょうか。

子どもが生まれても仲良しな夫婦の共通点とは

子どもの誕生をきっかけに、家庭内別居を引き起こしてしまうような夫婦仲となってしまうカップルがいる一方で、いつまでも仲良しな夫婦がいるのも事実。家族の形が変化するような一大イベントがあっても、夫婦の絆をしっかりとキープするにはどのようなことに気を配ればいいのでしょうか。

「子どもが誕生して以来、それまで見たことがないほど疲れ切っている様子の妻。妊娠も出産も妻任せとなる男は、子どもが生まれてからしか妻をサポートすることができません。とはいえ、何を手伝えばいいのかわからないのも事実。いらぬ手を出して妻の用事を増やすようなことはしたくなかったので、夫婦間にて“おまかせしたいリスト”というものを導入することにしました。ご主人から“何を手伝えばいい?”と逐一聞かれるが嫌だという女性の意見を聞いたことがあったので、妻は書くだけ、僕は見るだけで何をすればいいのかわかる方法を考案。リストを導入することで、僕がやるべき仕事が見えるようになり、妻の負担を減らすことができました。お互いの心にも余裕が生まれ、夫婦で会話する時間を設けることもできています」(34歳男性/会社員)

仲良しなままで過ごせている夫婦の大半は、ご主人の気配りが功を奏しているケースがほとんど。サザエさんのような家族関係で生活できる場合を除き、基本的には妻である女性側の負担が大きくなることが大半です。

もちろん、男性にも大変なことはたくさんあります。しかし、ご主人がどれくらい奥様の負担に寄り添えているか、寄り添おうとしているかが、夫婦円満でいられるかどうかのカギとなるのも事実です。

コミュニケーションの量が夫婦の未来を決める

苦手だな、嫌だなと感じている人とでも、しっかりとコミュニケーションを取ってみたら意外と大丈夫だったというケースがあるほど、言葉を交わすことは大切なことです。

夫婦間でも、それは同じ。長い人生を一緒に歩んでいくパートナーとは、極力良い関係でいたいものです。どうせ言っても伝わらないはなから諦めるのではなく、自分の気持ちを伝えるにはどうすればいいかというふうに思考を転換してみるのもひとつの方法。

どうせ一緒にいるのなら、笑顔でいられる時間が増えるように工夫してきたいものです。

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