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カレー「ココイチ」の壱番屋、既存店売上高はプラス成長維持だが客数はマイナス(2019年5月)

LIMO / 2019年6月12日 12時10分

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カレー「ココイチ」の壱番屋、既存店売上高はプラス成長維持だが客数はマイナス(2019年5月)

注目小売店月次実績シリーズ

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はカレーチェーン店「CoCo壱番屋」を運営する壱番屋(7630)の、2019年5月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2019年6月5日に更新された壱番屋の2019年5月既存店売上高は、対前年同月比100.4%でプラス成長となりました。内訳は客数99.0%、客単価101.5%で、客数のマイナスを客単価のプラスでカバーした形です。

全店売上高も100.7%と、既存店・全店ともに堅調に推移しました。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のこれまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は2月決算)。

既存店売上高は前期から、全ての月でプラス成長を継続しています。また客単価も、前期からマイナスとなったのは1カ月のみです。しかし客数は前期上期に4カ月のマイナス月が発生、今期もQ1時点で既に2カ月のマイナス月が発生しています。

なお、全店売上高は既存店同様、前期から毎月プラス成長が継続中です。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は昨年6月の5,300円を天井に下落しましたが、12月26日の3,815円を底に上昇。3月後半にかけ5,000円を伺う上昇を見せたものの失速し、現在は4,600円付近での取引が継続しています。

既存店及び全店売上高のプラス成長が続く中で、客数減の月が今期既に2カ月発生しています。前期も上期の客数は苦戦したため、今後の客数の推移が注目されます。

壱番屋の過去1年間の株価推移

(/mwimgs/9/a/-/img_9a53044bfe17d3ca67b50ea1073a4768126788.jpg)

拡大する(/mwimgs/9/a/-/img_9a53044bfe17d3ca67b50ea1073a4768126788.jpg)

参考資料:2019年5月度月次情報(https://ssl4.eir-parts.net/doc/7630/ir_material1/122188/00.pdf)

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