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「お金持ち」は日本にどれくらいいる?「ミニマリスト」から学ぶお金持ち思考とは

LIMO / 2019年9月2日 19時15分

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「お金持ち」は日本にどれくらいいる?「ミニマリスト」から学ぶお金持ち思考とは

欲しいものを「あれもこれも」と手に入れていると、手元のお金がどんどん減っていくばかり。家の中のものが増えるだけではなく、将来への不安も蓄積されてしまうでしょう。

そこで、必要最低限のものだけで生活する「ミニマリスト」の生き方を真似てみてはいかがでしょうか。彼らの生活の中には、支出を抑えるヒントがいくつも隠されています。不要なものを買う機会を減らし、お金持ちを目指しましょう!

資産がいくらあればお金持ち?

まずは、目標とする「お金持ち」の定義を確認しておきましょう。どのくらいのお金を持っていれば、「富裕層」と名乗れるのでしょうか。

野村総合研究所(NRI)は「日本の富裕層は127万世帯、純金融資産総額は299兆円と推計」(2017年)のなかで、「富裕層」を以下のように定義しています。

超富裕層:世帯の純金融資産保有額が5億円以上
富裕層:世帯の純金融資産保有額が1億円以上5億円未満

これら2つの層が「富裕層」に当てはまるため、富裕層と名乗れるのは「純金融資産保有額が1億円以上の世帯」であると言えるでしょう。ちなみに、日本にいる富裕層世帯は126.7万世帯。お金持ちを目標に掲げている方は、この仲間入りを目指していくことになりますね。

なお、ここでの「純金融資産」に含まれるものは、預貯金・株式・投資信託・債権・一時払いの生命保険・年金保険など。不動産は対象外となっています。

ミニマリスト生活が金銭面に与えるメリット

ミニマリストといえば「ものを持たない暮らし」というイメージですが、減らすのは「もの」だけではありません。生活にかかるお金も極限まで削減しているのです。このような暮らしから得られる、金銭的メリットをチェックしてみましょう。

お金の不安から解消される

出費をできるだけ抑えることで、毎月の生活費を一定に保つことができます。それにより、「最低でも毎月いくらあれば生活できる」という判断基準が明確になります。「これだけ稼げれば大丈夫だ」という安心感にも繋がるでしょう。

食事回数をコントロールできる

江戸時代の頃には、1日2食が一般的な生活でした。近年に1日3食というスタイルになったことにより、肥満や糖尿病といった症状に悩まされる人が増加したとの意見もあります。

この点を踏まえると、「必ずしも1日3食を食べなければならない」とは言い切れません。なかには、「空腹ではないが、お昼になったから食べよう」と無理に食べている人もいるかもしれませんね。

驚くことに、ミニマリストの中には1日1食だけで過ごしている人も存在します。食費を大きく抑えられるだけではなく、1回の食事にかけられる予算も増やせるとのこと。食事のクオリティも上げられるでしょう。

とはいえ、いきなり1日1回にするのは厳しいもの。まずは「空腹でなくても食べる」という癖をなくすことから始めてみましょう。

お金持ちは「自慢」をしない

ミニマリストの生活に慣れてお金が貯まると、つい「私はお金に余裕がある」とアピールしたくなるかもしれません。「こうやって成功した」と熱く語りたくなる人もいるでしょう。
しかし、このような自慢は「本当のお金持ち」がすることではありません。いくつもの成功体験を積み、自分に対して強い自信を感じているお金持ちは、わざわざ周囲に自慢しようとしないのです。

実際に多くの富裕層と出会った方は、「お金持ちの人ほどマウンティングをしない」「周囲の自慢話を笑顔で聞いている人が一番裕福な人だった」と言います。お金持ち自慢をするうちは、まだまだ「小金持ち」ということでしょう。

まとめ

「生活には多くのものが必要だ」「この時間になったらご飯を食べないと」という考えを見直すと、「必ずしもそういう訳ではない」と気づくこともあるはず。当たり前のように捉えている生活リズムや環境の中から、減らせる項目がないか探してみましょう。不要なものを減らすだけで、お金持ちに一歩近づけるかもしれませんよ。

【参考】
「日本の富裕層は127万世帯、純金融資産総額は299兆円と推計(https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2018/cc/1218_1)」野村総合研究所

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