確認しないでミスばかり、言い訳が多い…「仕事ができない人」がみんなをイラっとさせるワケ
LIMO / 2019年11月23日 20時15分
確認しないでミスばかり、言い訳が多い…「仕事ができない人」がみんなをイラっとさせるワケ
社会人として働いていると、「もしかしてこの人、仕事できない…?」と思う瞬間ってありますよね。そういう人でも上手に活用して適所適材で仕事を回していくのがいい組織というものなのでしょうが、現場で一緒に働く身になってみると結構疲弊するものです。そこで今回は、働くアラサー4人に「仕事ができない」と思う人について聞いてみました。
そもそもパソコンが使えない人
IT企業で働くAさんは、第2新卒採用で入社してきた新人に衝撃を受けたと言います。「うちは、ガッツリITで皆がコーディングできるという会社ではないけれど、一応IT企業。営業であっても商談にPCを使うし、PCが使えないと話にならないのに、その新人は本当にPCスキルが低すぎて衝撃だった」と話します。
Aさん曰く、ほとんどの会社で利用されているマイクロソフトオフィス系のソフトがほとんど使えず、GoogleやYahoo!での検索がやっと。キーボードを打つ手も遅く、ブラインドタッチなんてもってのほか。
「PCが苦手だと言っていたけど、ここまでとは。まさにイマドキの子で、スマホは当たり前のように使いこなしているけれど、PCは苦手らしい。Excelの関数が読めなくてすぐに人に聞いてくる。正直ググれと思う」と愚痴をこぼします。
確かに最近の若者はスマホ世代で、PCに触れる経験がほとんどないケースがあるとも言われています。大学の授業でやったくらい、という人も少なくなく、アラサー世代からしたらPCスキルの低さに衝撃を受けるのも無理ありません。
「PCスキルがないから、仕事が当たり前にこなせない。仕事の能力以前の問題だから、まず『Excel入門』みたいな本を読んで勉強してほしいレベル」だと頭を抱えていました。
話を何も聞いていない人
金融機関で働くBさんも、困った新人に悩む一人でした。
「転職で新しくうちの部署に配属された年上の新人。経験はそこそこあって、知識もその分あるはずなのに、人の話を全く聞かない。ウンウンって相槌打っているのに、『で、これってどうなってるの?』とすでに説明したことを聞いてくるから、どこの説明がわからなかったのかがこちらもわからない」と嘆きます。確かに、こういう人いますよね。
「せっかく知識があっても、会社が違えばお作法は違う。金融機関として守るべき法令や規則は知識としてあっても、それをどう履行していくかは金融機関によるところもあるので、せめてそういう部分に関しては話を聞いてほしい」とのこと。確かに、話を聞かないことで新たなリスクが生まれかねません。
「こちらが説明しても話を遮ってくることもあるし、もういい加減に黙って聞いててくださいってキレてしまったこともある」とBさんは言います。話を遮られてしまっては説明のしようがありません。これでは仕事がデキない人認定されてしまいますね。
ちゃんと確認せずにミスが多すぎる人
メーカー勤務のCさんは、思い込みが激しすぎる同僚に手を焼いていました。「とにかく思い込みが激しすぎて、ちゃんと確認をしない。発注書の型番が違うとか発注数が違うとか、そんなのはもうザラにある」と話します。
「一度作った見積書を見直すとか、取引先からのメールを見返して見積もりの内容と要望があっているかとか、なぜチェックしないのかがわからない。見積りの内容も、取引先がちゃんと見てくれないと誤発注になるし、とにかくミスが多い」とのこと。
さらに、その同僚は優先順位を立てるのがニガテなようで「毎日びっくりするぐらい残業している。それなのにミスが多いし、仕事も遅くて、まるで会社が彼のミスに対してお金を出してあげているような状態。フォローする同じ部署の先輩や部長も疲弊しきっている。それなのに、一向にそのことに気付かないから余計イライラする」とため息をつきます。
何か一つの仕事を任せると遅くまで残って仕事をする人、いますよね。効率よく仕事を消化することができないのでいつまで経っても仕事が終わらないもの。そういう人ほど残業代を多くもらっているのでは、何だか理不尽だと感じるのも無理のない話です。
嫌なことをトコトン後回しにする人
IT企業で働くDさんも、仕事がデキない後輩に頭を抱えていました。「指示された仕事の期日がどうしても守れない。なぜかわからないし、それほど難しい課題でないのにできない。わざと期日を過ぎてから出してきているのかと思ってしまうほど」だとDさんは言います。
忙しいときに優先順位が低く急がなくていい仕事を後回しにするのは理解できますが、そうでもないのに後回しにされてしまうのだそう。
さらにその後輩は、先輩や上司から叱られても知らんぷりをするらしく、「お叱りのメールはスルー。謝りもしないし、直接声を掛けられたときは言い訳ばかり。くだらない言い訳ばかりで上司や先輩もあきれ返ってしまっている」とのこと。
言い訳が多い人とは話していて疲れてしまいますよね。誰にだって言い訳したいときもあるのでしょうが、成果が出ていない以上情けない理由ばかり並べても仕方ないものですね。
まとめ
いかがでしたか。仕事がデキないといっても、いろんなパターンの人がいます。スキル不足であったり、そもそも人間としてどうなのかと思う人もいましたね。仕事に対する考え方やモチベーション、それまでの経験や知識など、さまざまな要素が絡み合って仕事がデキるようになっていくもの。現場で指導する人は大変ですが、自分はこうはならないように頑張りたいものです。
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