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【マンガ】「お金オンチ夫婦」が借金500万円の赤字家計から脱出した3つのコツ

LIMO / 2019年11月29日 18時45分

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【マンガ】「お金オンチ夫婦」が借金500万円の赤字家計から脱出した3つのコツ

共働きで稼いでいると、生活費の割り振りをざっくり決めたあとは、お互いにいくら収入があるかよく知らないことも多いとか。お金の使い道や貯金額も把握しないまま、気づいたときにはパートナーが大きな借金を抱えている可能性も……。

そうならないために、「家計を見える化」して家族と情報共有することがとても大切です。お金の正しい使い方を知れば、ライフスタイルを変えずに倹約できるようになり、ムダなトラブルがなくなります!

今回は、『お金オンチ夫婦 借金500万からのビンボー脱出大作戦(https://amzn.to/35leh0n)』(世界文化社、二ノ宮との著)から、お金に疎い共働き夫婦が借金生活から脱出し、家計管理を徹底したことから、夫婦関係まで良好になった3つのポイントをご紹介します。

共働き夫婦が見逃しがちな「家計の闇」

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著者の二ノ宮とのさんは、ウェブで子育てマンガなどを執筆しながら、千葉の田舎で嫁ちゃんと幼い息子と3人暮らし。二ノ宮夫妻は30代前半で共働きですが、フリーランスで収入が不安定なため、世帯年収は約480万円でした。

総務省が公表している「家計調査」(2018年)によると共働き世帯の平均年収は約730万円なので、平均よりもかなり少なめ。ぜいたくなんかしていないのに家計はギリギリで、お金の不安から夫婦ゲンカが絶えなかったそうです。

お金の話ができず破産の危機が……!?

多趣味で散財しがちな嫁ちゃんと、ムダづかいが嫌いな二ノ宮さんはお金の話でいつもケンカになり、家計の現実に向き合えませんでした。のらりくらりとやり過ごしてきたものの、今のままではお先真っ暗。収入が増える見込みもなく、あせって節約を強制しても、嫁ちゃんの反感を買ってますますお金の話ができなくなる……という悪循環でした。

そんなとき、嫁ちゃんの奨学金やカードのリボ払い、自分の年金の滞納分などを合わせて、まさかの総額500万円以上の借金が判明。いわゆる「詰み」の状態になってしまっていたのです。

今こそ「家計を変えるラストチャンス」だ!

二ノ宮さんは先の見えない絶望感を抱きつつも、気晴らしに嫁ちゃんのリボ払いの失敗を描いたマンガ「本当にあったお金の怖い話」を制作。なんと「FROGGY×noteお金マンガ投稿コンテスト」でグランプリを受賞し、日興証券のウェブメディアから家計改善のマンガ連載を提案されます。これは2度とないチャンス! 

超有名ファイナンシャルプランナー・横山光昭さんの指導を受けて、二ノ宮家は本気で家計改善に取り組むことになりました。

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作戦その1
収入と支出の月平均額を出すべし!

今まで生活費や借金の返済に追われ、二ノ宮家は貯金する余裕はゼロ。そこで、横山さんに言われたとおり収入と支出の月平均を割り出して診断してもらったところ、まず固定費から見直せば、なんと月7万7,000円も貯金できることが判明!

「貯金なんかより、利子を払う借金を先に返したほうがいいのでは?」と二ノ宮さんは考えますが、横山さんから「借金とはうまく長く付き合うべきです」とのアドバイスが。その意外な理由とは……?

作戦その2
おこづかい制を定着させるべし!

嫁ちゃんは、ソーシャルゲームやアニメグッズなど、趣味についお金を使いすぎてしまいがち。横山さんは、「決められた範囲で使うならムダづかいもOK!」とおこづかい制を奨めます。

自由にお金を使いたい嫁ちゃんには、化粧品などの必要経費と別に娯楽費を渡し、使い道には一切口を出さないという単純なルールにしました。その結果、嫁ちゃんはストレスなくお金を使えるようになり、おこづかいの範囲で上手にやりくりできるようになったのです。

作戦その3
クレジットカードの失敗を阻止せよ!

お金の管理ができない人は、クレジットカードの明細をチェックするといった面倒なことがそもそも苦手。かといって、カードを使えないと日常生活が不便になってしまいます。

その点、デビットカードなら使った金額が銀行口座から即時に引き落とされるので、使ってよい金額だけを入金しておけばそれ以上は使えません。嫁ちゃんのおこづかいを毎月デビットカードの口座に入れることで、借金と使いすぎを同時に防げるようになりました。

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家計が変われば家族の関係も変わります!

横山さんのアドバイスを実践したおかげで、ボロボロだった二ノ宮家の家計は劇的に改善。

今では夫婦で毎月マネー会議を開き、わずか1年半で借金を100万円以上減らして70万円も貯金し、毎月1万円ずつの積み立て投資まで始めました。嫁ちゃんもお金を上手に使えるようになり、夫婦ゲンカも一切なくなったとか。

二ノ宮家がどう立ち直っていくかを描いたマンガ連載は、cakes、Twitterでもリアルだと話題に。書籍では、二ノ宮家の家計改善テクニックや数字を赤裸々に解説したマンガやコラムを大幅に加えました。マネー本の内容が頭に入らずに挫折したことがある人も、初めの一歩を軽く踏み出そうと思える超入門編。難しい話が苦手だけど困っている人に読んでほしい、お金ビギナー必読の1冊です!

(https://amzn.to/35leh0n)

『お金オンチ夫婦 借金500万からのビンボー脱出大作戦』二ノ宮との(著)横山光昭(監修)世界文化社(画像をクリックするとAmazonのページにジャンプします)

<書籍概要>
『お金オンチ夫婦 借金500万からのビンボー脱出大作戦(https://amzn.to/35leh0n)』
■著者:二ノ宮との 監修:横山光昭
■発売日:2019年11月7日(木)
■定価:1,200円+税
■刊行:株式会社世界文化社

<著者プロフィール>
【著者】二ノ宮との(にのみや・との)
漫画家。千葉で嫁ちゃんと息子と3人で暮らし、育児しながらエッセイ漫画を執筆。「本当にあったお金のこわい話」で「FROGGY×noteお金マンガ投稿コンテスト」グランプリを受賞したのを機に、家計改善や投資について学ぶように。SMBC日興証券の「日興フロッギー」やnote、cakesなどのウェブメディアを中心に活躍している。Twitter(@tonotono7777(https://twitter.com/tonotono7777))

【監修】横山光昭(よこやま・みつあき)
家計再生コンサルタント、株式会社マイエフピー代表。お金の使い方そのものを改善する独自の家計再生プログラムで、家計の確実な再生をめざし、個別の相談・指導に高い評価を受けている。これまでの相談件数は2万3,000件を突破。60万部超の『はじめての人のための3000円投資生活(https://amzn.to/2pBl0E2)』(アスコム)を代表作とし、著作累計330万部を超えるファイナンシャルプランナーの第一人者。

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