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孫を「子育てリベンジ」の道具に!? 習い事に進路…決めたがる姑に「ハッキリNO!」

LIMO / 2019年12月21日 9時20分

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孫を「子育てリベンジ」の道具に!? 習い事に進路…決めたがる姑に「ハッキリNO!」

年末年始の帰省を前に、義両親とのやりとりのなかで子供の話題になってあれこれと口出しされたら嫌だな…と今から憂鬱な人もいるかもしれません。孫可愛さからか、「そこまで口出しする?」と思うようなところまで干渉してくる義両親も少なくないようです。

「もう一人産む・産まない」といった家族計画にはじまり、しつけなどの子育てや教育方針、果ては進路の選択まで、子供のこと、自分たちの家族のことに外野から意見してくる義両親たちとは、どのように付き合っていけばよいのでしょうか?

今回は、そんな義両親からの口出しに悩む妻たちのエピソードと、それに振り回されずに家族の在り方を自分たち自身で決めていくための対処法についてご紹介します。

「保育園はかわいそう」な価値観を未だ持ち続けている義両親世代

共働きの家庭も増えて、産休・育休が明けるタイミングで子供を保育園に預けるのはもはや珍しいことではありません。ところが、いわゆる「三歳児神話」を信じる義両親から、低年齢で入園させることについて心無い言葉をかけられてしまったママもいます。

「結婚前から、出産後も子育てをしながら仕事を続けたいということは義両親にも話していたので、理解を得られるものと思っていました。それが、いざ育休明けに通う保育園探しを始めると、『こんなに小さいうちから子供と離れて平気なの?子供がかわいくないの?』と義母から言われて、とてもショックを受けたのを覚えています。もちろん子供はかわいいし、できることなら離れたくありません。それでも、希望の園に入るためには早めのタイミングで動かなければならないからと決断したのに…。」

「女性は結婚したら専業主婦として家のことも子供のこともすべてやるのが当たり前」という、ひと昔前の価値観を未だに持ち続けている人が多い義両親世代。結婚後や出産後も仕事を続けたいという考え方や、そのために子供を保育園に預けることについて、「家族や子供のために、良き妻・良き母親はこうあるべき」と口出ししてくるようです。

しつけに口を出されると、ママがすっかり悪役に

子供のしつけに関して口出しをしてくる義両親にモヤモヤしている、というママたちもいます。

「子供のためを思って、長い目で見てこの先困らないようにとしつけているのに、横から義母が『そんなことも許してあげないなんて、ママは厳しいのね』『たまにはいいじゃない』などと口を出してくるので、すっかり私が悪役です。子供たちはそんな『優しい』ばあばに喜んで甘やかされにいくし、毎回モヤモヤします」

「子供の将来のことを考えて始めた習い事について、義両親から『こんなに小さいうちから勉強ばかりでかわいそう』と言われて、教育方針の違いから口論になりかけました。それ以来、習い事や勉強の話は一切しないようにしています」

「ババ友」に張り合ってあれこれ勧めてくるパターンも

義両親が子供の入園先や習い事などに関して口出ししてくるときは、単に自分の好みから薦めてくるほか、「『ババ友』の孫と張り合いたい」というパターンもあるようです。

「子供の入園先を探しているとき、近所に住んでいる義母から『ここの幼稚園が評判いいみたいよ、一緒に見学に行きましょう』と誘われたことがあります。正直、園の教育内容や雰囲気があまり我が子に合っているとは思えなかったので、結局うやむやにしたままスルーしてしまいました。後からわかったことなのですが、義母と仲の良い『ババ友』のお孫さんがその園に通っていて、どうやらその子に負けじと自分の孫も同じところへ入園させたかったみたいで…。おばあちゃん同士の見栄の張りあいに巻き込まないで!という感じです」

義母たちは孫で「子育てリベンジ」をしようとしている?

義両親たちが孫の子育てに口を出してくるのは何故なのでしょうか?一つは、「自分がしてきた子育ての成功体験が忘れられない」というパターン。「息子がこんなにいい子に育ったのだから、私の子育ては正しかった」という自信を持っているために、孫も良い方向に導いてあげようと口やら手が出てしまうようです。

そこで「おっぱいには栄養がないから早く卒乳すべき」や「一人っ子なんてかわいそう、きょうだいは多ければ多いほど良い」など、自分が現役で子育てをしていたときの考え方を持ち出してくるので、ママたちは「一体いつの時代の話をしているの!?」とストレスが溜まってしまうのでしょう。

もう一つは、「自分が子供にできなかったこと・してあげたかったことを孫でリベンジしようとしている」パターン。「こんな風に育ててみたかった、あれもこれも買ってあげたかった」という、いわば自分の子育てへの後悔を晴らすべく、孫たちに干渉してくるのです。

子供たち自身や家族で決断していけるように、ハッキリと意思を示そう

義両親たちが「良かれと思って」意見していたとしても、あくまでも子育ての主役は自分たち家族です。もちろん子育ての先輩としてアドバイスをもらえることは有難いことですが、あれこれ言ってくる声にいちいち心を割きすぎるのもあまり良くないでしょう。この先、子供が自分自身で選び取って決断すべきことまで先んじて決められてしまったり、自分たち夫婦が子供のためを思って考えているしつけや教育方針が揺らいでしまったりすることは望ましくありません。

とはいえ、「あまり子供のことで口を出さないでほしい」と義両親へ直接意見するのは難しい人が多いかと思います。そんなときは、夫の口からしっかりと家族の方針を示してもらいましょう。嫁から言われると納得できないことでも、自分の息子が言うなら…と耳を貸す人も少なくないはずです。

また、その場ではあくまでも義両親に話を合わせておいて、大切な事柄についてはそれに一切左右されずに自分たちで決める、という手もあります。要は「話を上手く流す」という方法で、日常的に義両親とある程度の距離を置ける人ならこれも良いでしょう。

子育てに関して、身内とはいえ外野的なポジションの義両親たち。孫を想うあまりついつい口を出したくなる気持ちもわからなくはないですが、家族のことに関する決定権はあくまでも自分たちのものです。あまり振り回されることなく、上手に付き合っていけたらいいですね。

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