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近所のママから「スピーカー」と呼ばれていた私…。一体どんな発言がまずかった?

LIMO / 2020年1月22日 10時45分

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近所のママから「スピーカー」と呼ばれていた私…。一体どんな発言がまずかった?

子供が成長するにつれ、さまざまなご近所付き合いも増えてきます。子供の幼稚園バスの待ち時間やスーパーの帰り道など、ちょっとした立ち話をするようになったある日。ご近所のママさんから「本当に噂話好きだよね」と言われてしまったTさん。まさか自分がそんな風に思われていたなんて。いったいどのような発言がTさんを「噂好き」にしてしまったのでしょうか。

噂話が大好き?いえ、沈黙が苦手なんです

Tさんは学生時代から気さくな人で、どちらかというと姉御肌な性格でした。そのため「私、人見知りで…」といった性格のお友達には積極的に自分から話題を振っていたそう。Tさんによると、沈黙を埋めるために学校の行事の話題やお天気の話、テレビの話など当たり障りのない話題を選んではトークを繰り広げていたそうです。しかし、バスが遅延したり、ランチ会で共通点の少ない人と隣り合ったときなどは話題も尽きてしまうため、お互いの子供と仲の良い共通のお友達やそのママの話を話題に出していたといいます。

「うちの娘は幼稚園であったことを細かく報告してくれるタイプ。席替えから背の順、その日の欠席状況まで夕食の話題にあがります。私も人の名前と顔を覚えるのが得意なので、娘の話に耳を傾けていると自然とクラスのお友達がどのような子なのかわかってきているため、目の前にいる人のお子さんがどの子と仲が良いのか把握でしてしまうというか。別に興味津々で娘から根掘り葉掘り聞きだしているわけでは決してありません」

そういった理由もあり、沈黙が苦手なTさんはしばしばクラスのお友達や教室での出来事をママ友に話したことがあったそう。

情報の発信元として有名に

しかし、そんなTさんの気遣いとは裏腹に、Tさんの話は違った形で数人先まで伝わっていったといいます。

「クラスで起こったちょっと面白い話だったので、その場にいたママさんたちは笑顔で話題に乗ってくれました。私としては『場が持ってよかった』程度の気持ちで話題を提供しました。しかし、後日他のママから『聞いたよー。相変わらず情報通してるね。でも、うちの子に聞いたらそんな話あったかなって言ってたよ。盛りすぎじゃない?』と言われてしまいました。どうやら、私の話に尾ひれがつき、その尾ひれまで『私が盛った』こととして流れていたようで…。しまったと思いました」

誰かの噂話をするということは、その話が形を変えて伝わり自分が発言していないことまで自分の発言として認識されてしまうのだ、そんなことをTさんは痛感したといいます。

噂話の首謀者にならないために

結局、Tさんはしばらくの間「噂話が好きなスピーカーママ」というレッテルを貼られてしまったそう。モヤモヤしたTさんは、話題に出してしまったお子さんのママにメールで謝罪。「娘から聞いた話を軽率にしてしまいご迷惑をおかけしてすみません」と伝えたそうです。先方はすでにその話を耳にしていたようですが、キツくあたることもなく「噂話は楽しいので伝言ゲームのように話が大きくなるんだなって改めて思いました」と返信があったそうです。

このことでTさんは「当たり障りのない話の難しさ」を痛感したといいます。とはいえ一緒にいる人が無言になった際にどうしても気をつかい、話題を探してしまうというTさん。「それが自分の性格なので仕方ないところはあると思いますが、そういった性格だからこそ、会話が切り取られて流れていってしまうということを自覚しないといけないと思いました」そう語ってくれました。

ブラックジョークなども要注意

また、こちらとしては仲が良いと思っている相手だとしても、ブラックジョークや皮肉などは危険という声も。学生時代や自分自身の友達であれば、人となりもしっかりと理解してもらえているため、突っ込んだ発言をしても理解してもらえるでしょう。

しかし、その土地ごとや世代によって冗談のキツさや真に受けてしまう度合いなどは様々です。相手がどう受け取るかそれは正直わかりません。SNSなどでもそうですが発言の言葉じりだけが切り取られて「悪口を言う人」などになってしまうことは決して他人ごとではないのです。また、子供のした話や根拠の乏しいながらも注目を集めがちな話題などは「噂を流す人」になりやすいため、こちらも注意が必要です。

まとめ

沈黙を嫌い相手に気を使って話しかけていたはずが、気づけば「あの人おしゃべりだから気を付けてね」といわれる事態になってしまっては悲しいですよね。今回のTさんのように、自分の理想である「話しやすく気さくな人」でいたいのであれば、提供する話題をもう少し考えるなど、誤解を招かないよう配慮していくことが大切です。「口は禍の元」という言葉は現代も同じ。とはいえ、神経質になりすぎず程よい会話を楽しんでいけるといいですね。

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