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「親との適度な距離感」いまどきママの4人に1人が親世帯と近居を検討?!

LIMO / 2020年3月25日 20時45分

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「親との適度な距離感」いまどきママの4人に1人が親世帯と近居を検討?!

結婚をして別の家庭を持つと、単身の頃よりも、実両親や義両親といった親世帯とのかかわりが往々にして増えてくるものです。そういった際に問題となってくるのが「親との距離感」。今回は、親世帯との適度な距離の保ち方について、考えてみましょう。

いまどきママは、親世帯との距離が近いほうがいい?

博報堂こそだて家族研究所と株式会社インタースペースが協働して運営する、ママ向けコミュニティサイト「ママスタジアム」が2019年2月に実施した「いまどきママの『マイホーム意識』調査(https://www.hakuhodo.co.jp/uploads/2019/03/20190326.pdf)」の結果から、親との近居を希望している人の割合を見てみましょう。

あなたの世帯は下記のどれですか

・単世帯(親子のみで居住)                        …78.6%
・同居(両親や兄弟とひとつの家で居住)                  …7.4%
・二世帯(玄関別等生活圏が区切られた家で両親が居住)           …2.6%
・近居/敷地内同居(約30分以内で気軽に行き来できる距離にご両親が居住) …11.3%
(対象:同サイトに登録する20代~40代以上の妊娠中・同居子どもがいるママ379名)

将来的に、両親との同居や二世帯、近居について考えていますか

・パパの両親との同居や二世帯を考えている…5.4%
・自分の両親との同居や二世帯を考えている…4.0%
・パパの両親との近居を考えている    …6.0%
・自分の両親との近居を考えている    …9.1%
・考えていない             …75.5%
(対象:上記にて「単世帯」と回答した298名)

全体の2割の人が、すでに同居、二世帯、近居をしており、現在単世帯でも4人に1人の割合で、親との同居や二世帯、近居を考えているという結果が出ています。

また、年代別で見ると、単世帯のうち20代の人が最も多く親との同居や二世帯、近居を希望しており、共働きが増えていることもあって、子どもが小さく手がかかる世代ほど、親世帯の近くに住みたいと考えているのかもしれないということがうかがえます。

つい口を出してしまう親も

さきほどのアンケートの結果を見ると、意外に多くの子世帯が、親世帯に子育てに協力してほしいと考え、そばに住むことを検討しているということがわかりました。これは、親世帯にとっても、喜ばしいことですよね。

ただ、やはりお互いが顔の見える距離に住む場合、適度な距離感を保っておかないと、子世帯が親世帯をうるさく感じてしまうこともあります。実際に、親(義親)と近距離に住んでいる人たちが、親世帯をうるさく感じてしまったエピソードを紹介しましょう。

・「たびたび家にやってくる義両親。子供の発達状況を聞き出してはご近所の子供と比べていきます。アドバイスをしたいのか、その子に負けたくないのか…。返答に困ります」

・「お正月にマイホームの計画があることを両親に話しました。それ以来、母は『間取り決まった?いい内装の会社知ってるんだけど』と参加する気満々です」

親にとって子どもはいつまでも子どもなのでしょうか。つい、口がでてしまうという人もいるのかもしれませんね。

「親からのアドバイスが少し辛いかな」と感じるときは

それでは、「親からのアドバイスが少し辛いかな」と感じるときはどのように対応していくのがよいのでしょうか。こんなふうに対応した人もいます。

・「近所に住む義母から育児に関するアドバイスが多くて。心配してくれるのはありがたいのですが、仕事もあるので、疲れているときにいわれると本当にイライラしてしまうこともあったんです。でも、保育園に行くようになってから先生が的確なアドバイスをくれるようになり『いろいろな意見があると子供も私も混乱するので、先生の方針に乗ることにしています』ときっぱりといいました。最初はムッとしていましたが、何をいっても採用されないことがわかったようで、かなり助言は減ってきました」

「夫婦の意見」として伝えるという手も

前述のエピソードのように、相手にきっちりと自分の意見を伝えることができれば、そこまで親のアドバイスにモヤモヤすることもないのかもしれませんね。でも時には、「嫌」となかなか言えない嫁である妻に対してのみ伝えてくる義両親や、気軽に言いやすいからと娘にズバズバいう実両親など、ひとりでは対応しにくいケースの時は、夫を交え「夫婦の意見」として伝えていくのもよいでしょう。

特に義両親の場合、実の息子からの意見であれば、受け取り方も変わってくるものです。夫を通して「もう独立して自分たちで考えている」姿勢を前面に押し出してもらうことで、親世代のアドバイスを、うまく回避することができるかもしれません。

まとめ

物理的な距離が近くなれば、育児や生活面で協力しあえる反面、ついつい子世帯へのアドバイスをしてしまう親世帯といったシチュエーションも増えてしまうもののようです。親世帯との近居を視野に入れているのなら、受け入れにくいアドバイスをさらりとかわす方法を、あらかじめ考えておくことも、適度な距離を保つためには必要なことなのかもしれませんね。

参考:「いまどきママの『マイホーム意識』調査(https://www.hakuhodo.co.jp/uploads/2019/03/20190326.pdf)」博報堂こそだて家族研究所×株式会社インタースペース

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