カリスマブロガーの“信者ママ”にご用心! 信じるのは「近くの友より遠くの他人」!?
LIMO / 2020年5月5日 10時0分

カリスマブロガーの“信者ママ”にご用心! 信じるのは「近くの友より遠くの他人」!?
「遠くの親戚よりも近くの他人」という言葉はよく耳にします。特に子育て中は近くのママ友や地域の子育て支援に幾度となく助けられ、その言葉を実感することが多々あった…という方も多いのではないでしょうか。
しかし、その一方で「近くの友より遠くの他人」と言わんばかりに、見ず知らずの人のSNSやブログを妄信してしまうママも少なくないようです。今回はそんなママに振り回された方たちの嘆きをご紹介しましょう。
二言目には「ブログに書いてたから」
Aさんは、3歳の女の子のママ。週に1回ママ友サークルで集まり、公園で遊んだり地域の集会所を借りてランチ会を行ったりしています。ママ友サークルでの活動が何よりの楽しみだったAさんですが、最近ママ友サークルに暗雲が立ち込めているそう。
「実は、サークルメンバーのひとりが、とあるブログの影響を受けまくっていて…」
そのブログは「手作り推奨」のブログ。子どもの毎日のご飯はもちろん、おやつや着るもの、おもちゃにいたるまで手作りを推奨している内容なのだそう。
「確かに、手作りのほうが母親の愛情がこもっているし子どももうれしい、その意見もよくわかるんですが。自分が取り入れるだけならまだしも、サークルメンバーにも『手作り』を推奨しはじめて…」
メンバーのひとりが市販のお菓子を子どもにあげたら「手作りのほうが美味しいよ! 今度ブログに載ってた簡単なクッキーの作り方のURL送ってあげるよ」。サークルでイベントをしようとしたら「イベントに使うものはみんなで手分けして作りましょう! そのほうが思い出に残るってブログに書いてた!」
一事が万事この調子で、他のメンバーはほとほと困り果てているのだそう。
「たまりかねて『みんなが無理せず楽しめるイベントにしたいから、100均とかで買えるものは買ったほうがいいよ』『市販のお菓子でも美味しいものあるし、たくさんあげすぎなければいいと思うよ』と言っても聞く耳持たず。この間はたまりかねたメンバーが『じゃあそのブログの人と遊んでいなさいよ!』と言って、あわや一触即発でした」
「その人ひとりのせいでサークルが憂鬱に…。でもその人の子どもはとてもいい子だし、みんなと仲良しだから、子どものことを思うと『もう来ないで』とは言いにくい…」と、みんなで頭を悩ませていると話すAさんでした。
医者よりもインフルエンサーを信じるママ
幼稚園年長の男の子のママ、Bさんの悩みの種はなんと実の妹。Bさんの妹は1歳の女の子のママなのですが、最近「脱予防接種、脱ステロイド」をことあるごとにBさんに訴えてくるのだそうです。
「きっかけはSNS。妹はとあるユーザーのフォロワーなんです。その人は妹と同じ1歳の女の子のママ。とってもおしゃれなその人の大ファンだった妹は、いつもその方の親子コーデやインテリアを参考にしていました」
Bさんの妹のような熱狂的フォロワーをもつそのユーザーは、ちょっとしたインフルエンサー。そんな彼女がある日「私は予防接種はさせません」という内容の投稿をしたのだとか。
「それは彼女の自由ですから、とやかく言うつもりはありません。しかし、妹がすっかり感化されてしまって…。LINEでしょっちゅう、いかにステロイドやワクチンが体に良くないかを切々と語り、姪っ子に予防接種を受けさせないばかりか、私にも『今すぐやめるように』と忠告してくるんです」
「必要なワクチンは打っておかないと、幼稚園が始まったときに周りに迷惑をかけるかもしれないんだよ!と言っても効果なし…」とため息交じりに語るBさん。「もし、妹が面倒くさいとか時間がないとか、そんな理由で予防接種を受けさせないんだったら、まだ説得も簡単だったと思うんですね。私や母が代わりに連れて行ってあげることもできるし」
でもBさんの妹は、予防接種を打たないのが「子どものため」と信じて疑わないので、話は厄介なことに。
「自分は子どものためになることをしているんだ、予防接種を打たないことは良いことなんだ、と信じているからタチが悪い。もう最近では、そのSNSユーザーに対しても怒りを覚えてしまうくらいです。中途半端な知識で自分の偏った考えを大々的に発信しないでもらいたい、って」
共感できるから正しい!とは限らない
SNSが広く普及している今、世の中はさまざまな情報であふれています。「この人の投稿、素敵だな」「この人、なんとなく私の『こうだったらいいな』っていう思いを言葉にしてくれている気がする」という理由で、裏付けのない事実を安易に信じてしまうのは非常に危険です。
確かにSNSやネットは情報収集にとても便利。しかし、まずは「その情報は本当に正しいのか」「その情報は私や周りの人に本当に有益なのか」と疑ってかかることも必要なのではないでしょうか。
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