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クルマ購入なら「オークション代行」短期間の乗り換えで費用負担少なく

LIMO / 2021年8月14日 10時30分

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クルマ購入なら「オークション代行」短期間の乗り換えで費用負担少なく

お金を払うという行為は、主に「モノを買う」、「サービスを受ける」、この2つに分かれますが、この2つには大きな違いがあります。その違いとは、お金を払ったあとに、その一部が戻るか否か、ということです。

もちろん、お金が戻ってくる可能性があるのは「モノを買う」ほうですね。モノは買った後に売ることができますが、サービスは消費されてしまい、それ自体を売ることはできません。

ですから私は、消費をするときに、この2つの違いを意識することが重要だと考えます。

モノを買い、将来的に売ることができるのであれば、本当の消費額は「買った値段ー売れた値段」。つまり、買った時に支払った額は、イコール消費額というわけではないのです。

モノを買うときは、その残価に着目すると、賢い買い物ができるといえますし、こうした観点でモノを買おうと思った場合、やはり中古品が良いという選択になるでしょう。

モノを買うときに必要な「残価」という観点とは

モノの値段には、新品、中古という2つの軸があります。中古の場合、基本的に新品価格から、ある一定の額が下がっている状態といえます。

「新品を買う⇒自分が使う⇒中古に条件が変化⇒売る」というよりも、「中古を買う⇒自分が使う⇒(中古という条件は変わらない)⇒売る」、このプロセスのほうが「残価」という観点では有利です。

そしてそれは、価格が高いモノであればあるほど、当てはまることだといえます。

例えば、100円ショップで売っているコップを買おうと思った場合、それと同じ商品の中古を探すのは困難です。しかし、高いモノの場合、その中古市場が形成されている場合が多いため、中古を探す難易度が低く、また、需要があるため売りやすいといえます。

このように考えると、一般的な日本人が買うモノを考えた場合、要注意なのはクルマ、ブランド品、家電といった順になるでしょう。

クルマのお得な買い方とは

では、クルマを最もお得に買うにはどうすればよいのでしょうか。

まず、どのようなクルマを買うかですが、もちろんこの場合の選択肢は中古車です。今回の買い方では、車種は問いません。

そして、その中古車をどこで買うかですが、ここがまさに重要なポイントです。その買い方こそが、業者オークション代行なのです。

クルマの世界では、業者オークションのシステムが非常に発達しており、世の中に流通するクルマの多くは、どこかのオークション会場を一度は通るといえます。そして、その業者オークションで仕入れを行うのが中古車販売店です。

つまり、業者オークション代行を使うと、中古車販売店の仕入と同じ条件でクルマを買うことができるわけです。

もちろん、代行業者への手数料はかかりますが、一般的な中古車販売店の利益が数十万円以上といわれる反面、代行業者だと手数料が約4万円といった場合も珍しくありません。

ちなみにですが、ユーザーがクルマを買うときの手数料は5万円前後、売るときの手数料は3万円前後といった業者が多いと感じます。

そうなると、業者オークションでクルマを買ったならば、「買う⇒売る」という行為での損失は、理論上8万円程度で抑えることができます。

長く所有するとクルマの価値は下がる

中古車販売店で買った場合、その価格には中古車販売店の利益が上乗せされていますから、すぐに売ったとしても数十万円以上の損失となるでしょう。クルマを買った後、すぐに売るという人はあまりいないでしょうが、すぐに売ったとしても買取額はそれなりに安くなるはずです。

ですから、多くのユーザーは、1台のクルマを買ったら数年乗るということが一般的です。少し前の調査になりますが、2013年にカーセンサーが独自に行った「生声調査」によると、車の平均所有年数は8.35年とのことです。

8年もクルマを所有していたのであれば、その相場はほぼ間違いなく変わるといえます。クルマの場合、古くなると相場は下がるケースが多いため、買ってから8年後には価値が下がっているということになります。

また、走行距離が増えてもクルマの価値は下落します。8年間所有するということは、それなりに距離が伸びることでしょう。

ですから、長期間所有した場合、買った時と売る時とでは、クルマの価値が異なるわけです。

もちろん、車種によっては、8年前よりも高くなっているという場合もあります。けれども、そういった車種は、スポーツカーやマニアックなクルマが多い傾向にあります。

一般的なユーザーが買う車種、特に軽自動車やミニバンなどの場合、それに該当するクルマは、ほぼないといっても過言でないでしょう。

1年所有して乗り換える

その一方で、中古車相場を1年未満といった単位で考えた場合、そこまで相場が変わらない可能性がそれなりにあります。また、1年間所有したとしても、その走行距離は一般的な使い方の場合、多くて1万キロぐらいしか増えません。

つまり、クルマを1年ぐらいで買い替えた場合、売るときの条件(年式や走行距離)が、買った時とそこまで大きく変わらないのです。

そこで、オークション代行を利用すると「買う⇒売る」が8万円程度の手数料で完結。売るときの条件が、買った時と大きく変わらないのであれば、買った値段に近い額で売却できる可能性があるといえるでしょう。

ですから、オークション代行を使い、買った時と売る時との条件が大きく変わらないうちに売る、というのが最も損失額が少ないクルマの買い方ということになるわけです。

ちなみに私は、これまで数十台の中古車を買った経験がありますが、その大半は業者オークション代行を利用して買っています。

オークション代行は、価格以外でもメリットが多い買い方ですので、機会があればまたお伝えしたいと思います。

参考資料

カーセンサー「車の平均所有期間は8.35年。今後はどうなる?」(https://www.carsensor.net/contents/editor/category_1585/_24393.html)(2014年1月21日)

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