「自分より収入が少ない彼氏」と付き合う女性が抱える3つの葛藤
LIMO / 2018年3月17日 12時20分
「自分より収入が少ない彼氏」と付き合う女性が抱える3つの葛藤
「自分よりも収入が低い男性と付き合っている女性」というと、どういうイメージを抱きますか。ひと昔前だと、あまり考えられない状況だったかもしれません。しかし、今では女性の社会進出も進み始め、結婚・出産を経て働き続ける女性も増えました。総合職でバリバリと働く女性も増え、男性の収入を上回る金額を稼ぐ女性も多くなっていますよね。
そんなカップルを見たとき、あなたはどう思いますか。今回は、自分よりも収入が少ない男性と付き合う女性が抱える葛藤や悩みをテーマにしたいと思います。
なぜ「彼氏の収入が自分より少なくてもいい」と思うのか
男性のほうが収入が多いというのが世間一般の常識であった時代、多くの女性も男性に「自分を上回る」財力を求めてきました。また、結婚したらお互いに働いていたとしても、生活費を出し合ってともに生活していきます。その生活をつくる資金は多いほうがいいですよね。となれば、その資金を生み出せる力は大きいほうがいい、つまり稼げる男性のほうがいい、と考える人もいるでしょう。
しかし、ある女性は自分より収入の少ない男性と付き合う理由を「自分がその分稼げばいいし、収入は求めていないため」と言います。相手の稼ぎがよくなければ、その分自分が働けばいいということですね。彼女はそもそも恋人に収入を求めておらず、気の許せる相手であって愛情をくれるということを重視しているといいます。
さらに別の女性は「収入に、性格と相性のよさほどの価値がない」と言います。彼女の中の「収入」の優先順位が低く、それよりも性格や相性のよさが重要だということですね。また、顔が好みであることも非常に重要なファクターだと語ってくれました。「顔がいいと何でも許せてしまう」「癒し」という言葉を聞いていると、確かに収入は重要なファクターではないような気もしてきます。
こうしてみると、自分よりも収入が低い男性と交際している女性はある程度割り切った考え方をしているともいえますが、彼女たちにも多くの葛藤があるようなのです。どのような葛藤に直面しているのでしょうか。
男のプライドを傷つける自分との葛藤
男性はやはり今でも「彼女・妻より収入が多いほうがいい」と思っている人が多いかもしれません。そんな男性と交際している場合には、パートナーの心の傷をえぐるような自分との葛藤が出てきます。ある女性はパートナーとの喧嘩のたびに「俺の方が収入が低いからって嫌味なの?」と言われ、もやっとした気持ちになるそうです。本人には全くそんなつもりがなくても、パートナーにとっては嫌味に聞こえてしまうこともあるようです。
また、職場での頑張りが認められて昇給したとなっても、恋人には報告しづらいということもあります。報告しても当てつけのように聞こえて喧嘩になったり、恋人が喜んでくれなかったりするため、話しづらいのだそうです。頑張りが認められたことの喜びを共に分かち合えないのって、とてもつらいですよね。
「お金目当ての交際ではないか」という葛藤
高収入男性からよく聞く言葉かもしれませんが、女性でも「お金目当ての交際ではないか」という疑惑が噴き出すときはあるようです。パートナーに決してそんなつもりはないはず、と思っても、お金のやりとりをする場面では何かと収入差を意識することがあるようです。
お金がないというパートナーについ尽くしてしまったり、何か買ってあげたりすること=愛情とはいいがたいかもしれません。しかし、同じランチの金額でも、全体の収入が違えばランチ代がお互いの可処分所得に与えるインパクトは異なりますよね。10万円の可処分所得から5000円出すのは5%のインパクトですが、5万円の可処分所得から5000円出すのは10%のインパクトです。
そう考えると、つい支払いを援助してしまう女性もいるようで、そうしているうちにパートナーも当然のようにお金を出さなくなり、その結果「お金目当てで交際しているのかも」と疑ってしまうと言います。
「甲斐性のない男と付き合う女」というレッテルとの葛藤
さらに、収入が高い男性と付き合うことが一種のステータスになっている界隈では、自分より収入が低い男性と付き合っているというと、すなわち大きな価値のない女性ではないかと邪推されてしまうことがあるといいます。
「稼げるけれどほかに魅力がない女」なのか、「高収入の男には相手にされない女」なのか、いずれにせよ収入が自分より少ない男性と交際することで見下されてしまう対象に入るらしく、そこに葛藤がある女性もいるようです。
まとめ
いかがでしたか。実際のところ、最近では女性の社会進出も進み、多くの女性が「稼ぐ力」を身につけています。そのため、「男性は女性より稼ぐものだ」という従来の常識も通じなくなってきていますよね。時代に合わない「常識」は、その時代を生きる人を苦しめます。一度考え直すタイミングが来たのかもしれません。
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