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Netflix実写「幽☆遊☆白書」残念にならない力技 週間グローバルTOP10で「初登場1位」の快挙

東洋経済オンライン / 2023年12月29日 12時30分

Netflixシリーズ「幽☆遊☆白書」のスタートダッシュが好調。日本発作品として過去最高記録を記録した(画像:Netflix)

Netflix、Amazon プライム・ビデオ、Huluなど、気づけば世の中にあふれているネット動画配信サービス。時流に乗って利用してみたいけれど、「何を見たらいいかわからない」「配信のオリジナル番組は本当に面白いの?」という読者も多いのではないでしょうか。本記事ではそんな迷える読者のために、テレビ業界に詳しい長谷川朋子氏が「今見るべきネット動画」とその魅力を解説します。

超人気漫画をNetflixで初実写化

Netflixシリーズ「幽☆遊☆白書」が日本発作品としては過去最高の記録でスタートを切りました。12月14日から世界配信が開始され、Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)で初登場1位、英語を含めた全言語シリーズでは全世界2位を獲得し、出だしは文句ないほどの好成績です。大成功を収めた実写の「ONE PIECE」に続いて、人気漫画の実写化によくある残念なイメージを払拭させています。

【写真】マッチョと非マッチョの男性キャラクターを中心とした物語で、男性俳優の配役がカギとなるNetflixシリーズ「幽☆遊☆白書」

原作は1990年から4年間、「週刊少年ジャンプ」で連載された冨樫義博による超ヒット漫画「幽☆遊☆白書」です。ツッパリ学ラン姿の霊界探偵「浦飯幽助」の物語が描かれ、人間界と魔界と霊界の3つが交錯する独特の世界観と、キャラクター同士のバトルが見せどころの超強力IPです。30年経った今もなお愛され、ゲームやグッズ化まで展開されていますが、実写化されたのは今回が初です。

俳優でモデルの北村匠海が主人公の幽助を演じています。北村は4人組バンドDISH//のボーカルとして2021年の紅白歌合戦に出場経験もある20代の多才な俳優です。単純一途の愛されヤンキーキャラクターの雰囲気を捉えて、「今際の国のアリス」の山﨑賢人や「ONE PIECE」の新田真剣佑のように日本以外でも作品人気を引き上げる役割も担っていると思います。

ざっくり言ってしまえば、マッチョと非マッチョの男性キャラクターを中心とした物語ですから、男性俳優の配役がカギとなります。若手の括りでは北村のほか、志尊淳(蔵馬)、本郷奏多(飛影)、上杉柊平(桑原和真)、町田啓太(コエンマ)といった旬な顔ぶれが揃い、ベテラン勢では稲垣吾郎(左京)、滝藤賢一(戸愚呂兄)、綾野剛(戸愚呂弟)がキーマンを演じています。ヒロインとしては白石聖(雪村螢子)が登場します。

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