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ひろゆき「沈黙に耐えられない人は会話で負ける」 話し足りないぐらいのほうが好印象を持たれる

東洋経済オンライン / 2024年1月15日 19時0分

自己アピールも、話しすぎると往々にしてマイナスになることが多いです(撮影:稲垣純也)

会議で裏付けの甘い意見ばかり通る。口がうまい人ばかりが重宝される。意見を聞いてもらえない。あるいは話し合いにすら入れない。不用意な発言で周りが静まり返る――。

うまく意見を言えないという悩みを感じている人に向けて、「論破王」としても知られるひろゆきさんが指南する「タイプ別 相手に負けない方法」。新刊『ひろゆきさん、そこまで強く出られない自分に 負けない話し方を教えてください』より一部抜粋、再構成して4回連載でお届けします。第4回は【素直すぎ・考えなさすぎタイプ】の攻略法。

自己アピールのしすぎはかえってマイナスに

【素直すぎ・考えなさすぎタイプ】つい余計なことを言ってしまう。それであげ足をとられて嫌な思いをしたり、何でも素直に受け取るのでいい加減な情報をうのみにしてしまいがち。

前回までに説明した3つのタイプ(【相手優先タイプ】【慎重・考えすぎタイプ】【自己肯定感低めタイプ】)とは違って、いらないことを言ってつけ込まれてしまうようなパターンも見かけます。いらないことをしゃべりすぎるのは、焦っていたり、自分をよく見せたかったり、あとは沈黙が怖くて、ついつい話してしまうこともあります。

こういう人は、多くの失敗をして学ぶべきですね。売り言葉に買い言葉とか、短気だったり単純な人は、わりと失敗をします。早めに多くの失敗をすることで、歳を重ねるにつれて失敗をしなくなるようにしたいものです。

いくつか心がけておいたほうがよいことをまとめます。

自己アピールも、話しすぎると往々にしてマイナスになることが多いです。

自己アピールすること自体は悪くないのですが、話してみて思ったほどの手応えが感じられないと、ついつい、あれもこれも話したくなってきます。でも、それは心の余裕のなさがそうさせているだけです。「自分はこれだけできます」とまくし立てられると、逆に相手からは「こいつ、あんまりできなそうだな」と思われたりもします。

そんな時には、あえて黙ってみるのも手です。「本当はこれを言ったほうがうまくいくだろうな」と思っても、とりあえず黙ってみる。話し足りないくらいのほうが、その人のゆとりが感じられ、好印象を持たれることはよくあります。1回のみ込んだものを、ある程度の間をあけてから言ったりすると、「この人、結構考えているんだ」というふうに思われたりもします。そういう成功パターンを増やしていくのがいいと思います。

このタイプに限らず、誰かといる時に沈黙の瞬間が訪れることが苦手な人は多いですね。それで、その場をなんとかしたくて、いらぬことを口走ったりする……。

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