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「筋トレで挫折する人」が無意識にやる「悪習慣」 「30秒スクワット」で今年こそ運動不足を解消

東洋経済オンライン / 2024年1月15日 6時50分

今年こそ筋トレを習慣にして、運動不足を解消する方法を紹介します(写真:Kostiantyn Postumitenko/PIXTA)

「今年は絶対に運動をする!」「毎日筋トレをする!」年始にそう誓ったはずなのに、結局続けられなかった……。心当たりがある人も多いのでは。「『絶対にやろう!休んだらいけない』と、強く誓い、口ぐせのように言っている人ほど、実は筋トレが続きにくいのです」と言うのは、フィットネストレーナーとしても活躍する整形外科専門医の吉原潔さん。今年こそ筋トレを習慣にして、運動不足を解消する方法はあるのか。吉原さんの著書『ドクターズスクワット 医者が考案した「30秒で運動不足を解消する方法」』より、一部引用・再編集してご紹介します。

「言い訳をする人」と「まじめな人」挫折しやすいのは?

さて、筋トレで挫折しやすいのは、どちらの人でしょうか?

①「今日は時間がないからできない」と言い訳をする人
②「絶対に休んではいけない」とまじめに実践する人

答えは、両方。

実は、どちらのタイプも筋トレが続きにくいのです。

どういうことなのか、私自身の体験もご紹介しながらお話ししましょう。

まず、①「今日は時間がないからできない」と言い訳をする人。まさしく、私自身がこのタイプでした。

今でこそ、フィットネストレーナーとしても活動している私ですが、実は長らく運動不足でした。学生時代は筋トレをしていたのですが、医師になってからは忙しさにかまけて運動はゼロ。

その結果、お腹がポッコリ出た、いわゆる「メタボ体形」になってしまったのです。当然、健康診断の数値は悪くなり、中性脂肪値は正常値の2〜3倍ありました……。

ある日、鏡に映る自分を見て、これはまずい! そう思い、スポーツクラブに入り、筋トレを再開することにしたのです。

ところが、です。一念発起はしたものの、「今日は仕事が多くて帰りが遅くなったから、スポーツクラブに行く時間がない」などと言い訳をして、足が遠のきがちに。

リハビリのために運動を勧めた患者さんからもよく、「仕事や家事が忙しくて、運動の時間がなかなか取れない」という声を聞きます。

毎日運動できない原因は「ハードルの高さ」

なんとかならないか……。言い訳の原因がどこにあるのか考えたところ、私が毎日運動できないのは「運動のハードルが高い」ということでした。

それまでは、スポーツクラブに行かないと運動をした日としてカウントしていませんでした。でも、仕事の合間を縫って、スポーツクラブに行って、着替えて、トレーニングをして、また着替えて、帰宅して……。どうしても、おっくうに感じてしまいます。

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