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東京オートサロン、国内メーカー注目モデル総括 コンセプトモデルから市販予定車まで一挙紹介

東洋経済オンライン / 2024年1月20日 11時30分

また、GRヤリスの1.6L・直列3気筒ターボエンジン車には(1.5L・直列3気筒エンジン車もある)、従来、6速MT(マニュアル・トランスミッション)を搭載していたが、GR-DATはギアを8速に多段化することで、各ギアでパワーバンドを活かした走りを実現するという。さらに、エンジンは最高出力を200kW(272PS)から224kW(304PS)へ、最大トルクを370N・m(37.7kgf/m)から400N・m(40.8kgf/m)へ向上。

外観は、サイドロアグリルの開口部をより大型化することで、冷却性能もアップする。室内では、操作パネルやディスプレイの位置を変更することで、視認性や操作性も改良しているという。なお、価格などは未発表で、発売は2024年春頃の予定だ。

ホンダはシビック&アコードに注目

一方、本田技研工業(以下、ホンダ)は、5ドアハッチバックモデル「シビック」のスポーティバージョン「シビックRSプロトタイプ」を同じく世界初公開した。

シビックのスポーツ仕様には、2.0L・ターボエンジンを搭載する「シビック タイプR」もあるが、こちらは、スタンダード車の1.5L・エンジン車がベースだ。6速MT(マニュアル・トランスミッション)を搭載し、フロントバンパーには開口部がより広がったエアロ形状のデザインを採用。足まわりでは、サスペンションなどを専用設計することで、スタンダード車以上の爽快な走りを楽しめるという。価格など詳細は未発表で、2024年秋の発売に向けて現在開発中とのことだ。

ホンダでは、ほかにも2024年春に発売予定の新型セダン「アコード」をベースに、純正アクセサリーを装着した「アコードe:HEVスポーツライン」も展示した。11代目となる新型モデルでは、パワートレインに新開発の2モーターハイブリッド機構「スポーツe:HEV」を搭載。2.0Lエンジンとモーターのマッチングで、爽快な走りを実現するという。展示車両では、ブラック塗装のエアロパーツや19インチにサイズアップしたアルミホイールなどを装備。新型アコードが持つスポーティなスタイルを、より一層高めていることがポイントだ。

スバルで注目だった出展車両は、スポーツセダン「WRX S4」の特別仕様車「WRX S4 STIスポーツ♯(シャープ)」だ。2.4L直噴ターボエンジンを搭載し、軽快な走りを楽しめるのがWRX S4。「STIスポーツR EX」をベースとする特別仕様車では、スバルのスポーツブランド「STI」が手掛けたパフォーマンスパーツなどを採用していることが特徴だ。

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