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東京オートサロン、国内メーカー注目モデル総括 コンセプトモデルから市販予定車まで一挙紹介

東洋経済オンライン / 2024年1月20日 11時30分

外観には、小型トランクスポイラーやフロントグリルなどを装備。室内には、スエード生地のレカロ製バケットシートなどで、上質感も醸し出す。さらに、足まわりには、タイヤの接地面積を最適化したSTI製フレキシブルパフォーマンスホイールを採用。18インチから19インチへ大径化することで、圧巻のフォルムにも貢献する。なお、この特別仕様車は、500台限定で販売。価格(税込み)は623万7000円で、2024年1月28日までの期間、全国のスバル販売店で抽選エントリーを受け付け中だ。

レース専用車ながら、市販を前提としたコンセプトモデルを出展したのがマツダだ。モータースポーツ愛好家向けブランド「マツダスピリットレーシング」からリリース予定の2モデルを展示した。オープンカーの「ロードスター」がベースの「マツダスピリットレーシングRSコンセプト」では、国内初投入となる2.0Lエンジンを搭載するという。

また、コンパクトハッチバック車の「マツダ3」がベースとなる「マツダスピリットレーシング3コンセプト」も披露。いずれも詳細は未公表だが、マツダ車でモータースポーツを楽しみたいユーザーにとっては、注目のモデルとなりそうだ。

パート2:タフさと遊び心が光る「アウトドアスタイル」

近年のアウトドア・ブームに対応し、キャンプやオフロード走行を楽しめるカスタマイズカーも、各メーカーが数多く展示した。

まず、スズキで大きな注目を集めたのが、軽トラックの「スーパーキャリイ」をベースにした参考出品車の「スーパーキャリイ・マウンテントレイル」。商用車である軽トラックを、「遊びのクルマ」として楽しむカスタマイズ提案モデルだ。

コンセプトは「山でオフロード走行を堪能したあとに、目的地でクライミングも楽しめるクルマ」。主なカスタマイズは、外装にイエローとブラックの専用カラーを施して、アクティブさを演出。車体や荷台などには、ロールケージを装備したほか、左右のドアを取りはずし、代わりにスチール製のゲートを装着。走りながら自然を感じられる工夫も施している。

フロントフェイスには、パンチングメッシュ風の専用フロントグリル、ガードバンパーやウインチなども装備。足まわりでは、車高をややアップし、ガレ場などでクルマの下まわりがヒットしにくい仕様としている。ホイールは12インチから14インチに大径化し、悪路走行にも対応するブロックパターンのオールテレーンタイヤも装着。加えて、室内には、ハードなオフロード走行でも体をしっかりホールドするバケットタイプのシートを採用。センターモニター代わりのタブレットにも防水タイプを使うなど、各部をアウトドアユースに対応させている。

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