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東京オートサロン、国内メーカー注目モデル総括 コンセプトモデルから市販予定車まで一挙紹介

東洋経済オンライン / 2024年1月20日 11時30分

フロントグリルや前後左右のロアガーニッシュなど、各部にショー用のオリジナルパーツを採用。LEDフォグライトは、フロントバンパー下部左右に装備するほか、フロントのフードとグリルの間にも3基を装備し、さらにオフロード感をアップしている。ほかにも、15インチのブロックパターンタイヤ、ルーフラックなども装備。アウトドアでの走破性や、使い勝手のよさなどを向上させている。

トライトンのカスタム仕様が早くも登場

三菱自動車(以下、三菱)のブースでも、2024年2月に発売予定の新型ピックアップトラック「トライトン」のカスタマイズ仕様車が展示された。それが「トライトン スノーシュレッダーコンセプト」と名付けられた参考出品車だ。国内では、2014年に発売された5代目以来、ひさびさの登場となる新型の6代目トライトン。高いオフロード性能と、大きな荷物の積載も可能なベッド(荷台)を持つことで、商用からアウトドア・レジャーまで幅広いニーズに対応し、海外で大きな支持を受けているモデルだ。

それをベースにしたコンセプトカーでは、雪山でのレジャーを存分に満喫するという、ピックアップトラックならではの新しい使い方を提案していることがポイントだ。ユーザーをスノーボーダーに設定し、荷台に装備したキャリアにはスノーボードも設置。フロント、サイド、リアにはプロテクションバーを装備するほか、17インチの大径ブロックパターンタイヤも採用。さらに、外装には、専用フィルムを貼ったラッピング処理も施し、塗装をはがし、金属がサビたような雰囲気を演出。トライトンが持つタフで屈強なイメージを強調している。

展示車両は、あくまで参考出品車だが、トライトン発売後には、こうした雰囲気のカスタマイズ車が出てきそうなほど、完成度が高かったのは確か。日本では、あまりなじみのないピックアップトラックだが、近年はトヨタの「ハイラックス」が高い人気を誇っている。おそらく、トライトンにも、アウトドア好きを中心に大きな注目が集まることは間違いないだろう。

パート3:電動化が深化「BEV(バッテリーEV)」

今回の東京オートサロンには、近年普及が進むBEV(バッテリーEV)の特別仕様車やカスタマイズモデルも発表された。

まず、レクサスのBEV専用SUVモデル「RZ450e」の特別仕様車「Fスポーツ パフォーマンス」だ。2023年3月に発売されたRZ450eは、独自の4輪駆動システム「ダイレクト4」を搭載したAWD(4輪駆動)車。BEV専用プラットフォームの採用などにより、高い運動性能と494kmもの航続距離を実現する。

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