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東京オートサロン、国内メーカー注目モデル総括 コンセプトモデルから市販予定車まで一挙紹介

東洋経済オンライン / 2024年1月20日 11時30分

その特別仕様車となるのが、RZ450e Fスポーツ パフォーマンス。ちなみに、Fスポーツ パフォーマンスとは、レクサス車のスポーツグレードに冠される称号。このモデルにも、スポーティな走りを具現化するさまざまな装備が施されている。

開発には、エアレース・パイロットの室屋義秀選手や、レーシングドライバーの佐々木雅弘選手なども参加。とくに室屋選手との技術交流から生まれたカーボンウイングなど17点の専用エアロパーツは、航空機に用いられている空力技術も応用し、高い空力特性を持つという。足まわりでは、21インチアルミホイールを装着し、コイルスプリングやショックアブソーバーを専用チューニング。プロドライバーの佐々木選手が徹底的にテスト走行を繰り返し、妥協のない走りを実現している。

車体色には、光と影が織りなす静寂の銀世界から着想を得たツヤ消しホワイトの「HAKUGIN(白銀)」とブラックをマッチング。ブルーのアクセントカラーも入れることで、BEVのクリーンさとスポーティさを演出する。なお、この特別仕様車は100台限定で、価格(税込み)は1180万円。全国のレクサス店で、2024年2月19日まで抽選申し込みを受け付け中だ。

ニスモが提案するアリアのカスタムモデル

一方、日産は、クロスオーバータイプのBEV「アリア」のカスタマイズ仕様「アリア ニスモ」を発表した。ニスモとは、モータースポーツで培った技術などを投入したハイパフォーマンスパーツや、コンプリートカーなどを手掛ける日産のスポーツブランドのこと。昔からのモータースポーツ愛好家などには、おなじみのネーミングだ。

EV系ニスモのフラッグシップモデルとなるのが今回発表されたアリア ニスモだ。ベースモデルは、独自の4輪制御技術を投入したイーフォース(e-4ORCE)仕様車で、最高出力を約10%アップさせたほか、専用の加速チューニングも実施。アリアの動力性能をさらに引き上げ、気持ちのよい加速を実現するという。また、専用のニスモ・ドライビングモードも採用。レスポンスを最大化し、EVならではの加速力をフルに発揮するためのチューニングが施されている。

足まわりには、専用タイヤと軽量かつ高剛性な20インチアルミホイールを装着。シャシーを構成する各部品にも、専用のモディファイを施すことで、高い安定性と軽快な走りを実現する。ラインナップには、バッテリー総電力量が91kWhのB9と、66kWhのB6を用意。価格などは未公表で、2024年春の発売を予定している。

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