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佐久間宣行語る「異色コント番組」DMMと組む狙い 企画のためにつねにアンテナ、ChatGPTの活用も

東洋経済オンライン / 2024年1月26日 12時15分

――サブカルチャーの存在意義はメインストリームがあってこそだと思いますが、そのメインストリームのテレビ番組が元気がない現状だからこそ、佐久間さんのようなプロデューサーに注目が集まるような状況にあるとも思いますが。

ただサブカルチャーという概念自体はもうとっくに崩壊してると思うんです。自分がテレビ界を代表するプロデューサーだというつもりもないですし。

むしろそういうところから外れて、いろんな場所を探してるプロデューサーとしては頑張ってるほうだと思うけど、それもたまたまですね。こうやってDMMさんがお仕事を発注してくださってるのもご縁があったからだと思いますし。

世界で1億再生いく動画を作るために

――次にチャレンジしたいことはありますか?

ありがたいことにYouTubeも、2022年に1000万再生の動画を作れたりしたので。

次はちょっと駄目もとで、世界で1億再生いく動画を作るために、収益全部ぶつけますかみたいな話を、一緒にYouTube作ってるチームとしているところで。

数千万円くらいの、ある程度お金をかけたYouTube動画を6カ国語に翻訳して出すみたいな。失敗もたくさんあるんだろうけど、先にやっといたほうが、経験や知見がたまるような気がするんですよね。それがすぐにうまくいくとは思わないですけどね。

そういう意味で、DMMさんでこういう実験的なことをやらせてもらえるのは嬉しいんですよ。さっきおっしゃってくださったような、キャラクターが有機的につながっていって。

その結果、ドラマでもない、コントでもないものをつくる、というふうに着地したいなと思っていて。それがかないつつあるので、今後もそれぞれの媒体で、今までやってこなかったことにチャレンジしてみたいですね。

――芸人さんが佐久間さんについて語るときに、映画やドラマ、舞台、ラジオ、YouTubeなど幅広いジャンルのエンタメにアンテナを張ってチェックをしているのがすごい、といったコメントを聞く機会が多いのですが、それは意識的にアンテナを広げようとしているのでしょうか?

そういう意識はありますね。できるだけいろいろなものを見ようと思っています。

先日も週末に大阪で仕事があったんですけど、大阪の帰りに豊橋に寄れば、昨年末は忙しすぎて東京で見られなかった舞台を観られるなと思って、チケットを取ったんですよ。それで大阪からの帰り道に豊橋で降りて、それから最終に乗れば間に合うなみたいな。

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