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「成婚できない」男女3人にみる"残念すぎる婚活" 「時間をムダにせず結婚する方法」を仲人が助言

東洋経済オンライン / 2024年2月1日 12時10分

相手に望む年収などの条件は高くないのに、なぜ成婚にまで至らないのか。そこにいつも自分が作ったルールがあったからだ。

お見合いが決まると、「このお見合い場所は、お相手寄りですよね。中間地点にしてください」「遠方の男性は、まずはZoomでのお見合いを希望します。もしくはお相手が都内に出ていらっしゃるのなら、対面でお会いします」「新宿の〇〇ホテルのカフェは、テーブルとテーブルの距離が近いので、隣の人に話し声が聞こえてしまいそうです。そこでお見合いを設定するは、やめてください」……。

お相手のプロフィール自体の理想は高くなくても、自分で決めたルールがあって、そこに相手を当てはめようとする。お付き合いに入ってからも、相手が自分の意にそわない発言をしようものなら、そこで一刀両断して“交際終了”を出していた。

るりこに限ったことではないのだが、自分の中に決めごと(マイルール)が多い人は、婚活で成婚していくのは難しい。

結婚とは、それまでまったく違った環境で育ってきた者同士が、1つ屋根の下で暮らすということだ。自分のルールや判断基準で相手を見て、そこに当てはまらなければ批判したり拒否していたりしたら、永遠に結婚はできない。

「結婚するなら、同じ価値観を持っている人がいい」とは、よく婚活者がいうことなのだが、同じ価値観を持っている人間なんて、実は存在しないのだ。考えていることが大まかに同じだったとしても、突き詰めて話していけば、どこかズレが生じる部分が出てくる。

マイルール人間は、そのズレが見つかったときに、正しいのは自分で相手が間違っていると主張する。

婚活で結婚できる人というのは、小さなことにこだわらない人。相手の考え方が自分と違っていたとしてもそれを許容し、相手を認めてあげる人なのだ。

「見切りを付けられない」ひろし

婚活で成婚を決めるには、“3回の壁”がある。お見合い→ファーストデート→セカンドデートと計3回会って、4回目のデートに進めるカップルは、その後真剣交際に入り、成婚していく可能性が高くなる。

そして、この3回の壁を越えるのに、時間をかけてはならない。

婚活がうまくいっていない人は、お見合いから交際に入るものの、1回目か、2回目のデートで交際が終了している人が多い。

これは人間の心理だ。

お見合いで1時間程度話をしたときに、「もう一度会ってみたい」、もしくは、「お見合いだけではよくわからなかったから、もう一度会ってみたい」と思う相手とは、次につながる。一方、最初のデートで、お見合いのときとは違い、印象が悪かったという相手とは、1回目のデートで交際終了となる。

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