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「成婚できない」男女3人にみる"残念すぎる婚活" 「時間をムダにせず結婚する方法」を仲人が助言

東洋経済オンライン / 2024年2月1日 12時10分

「離婚から4年が経って、息子も就職して独立をしました。母親の役目もひと段落。これからは自分の幸せを考えて、一緒に人生を楽しめるパートナーを探したいと思います」

年齢には見えない若々しいけいは、登録をするとたくさん申し込みが来た。いくつかのお見合いをしたのだが、その中で1つ年上のこういち(仮名)を、とても気に入ったようだった。

お見合いの後に2度ほどデートをしたようだったが、その後、こういちからの連絡が途絶えた。不安になったけいから、「ご相談したいことがあります」と面談の申し込みがあった。

「お見合いを終えて、1回目、2回目のデートまでは、頻繁にメールが来ていたし、お誘いもあったんですが、2回目のデートを終えてから、パタリと連絡がなくなりました」

これは交際が終了するときの前兆だ。案の定、翌日には、こういちの相談室からは、“交際終了”の連絡が来た。そして、終了理由にこう書かれていた。

『LINEの返信も遅く、反応も薄い。こちらをどう思っているか気持ちが読めなかったので、こちらから連絡を入れないようにしたら、まったく連絡が途絶えてしまったようです。この調子では、成婚までは進めないと判断したとのことです』

この終了理由を告げると、けいは唖然とした顔で言った。

「来たLINEにすぐ返信するのは、なんだか結婚に焦っている印象を与えて、品がないと思ったんです。デートをするにしても、お誘いを待っていました。男性は、好きな女性は追いかけたいのが本能じゃないですか」

大学時代に周りの男性からモテて、初恋の男性と結婚をしてしまったけいにとって、恋愛は男が追うもの。女は待って、男性が追ってきたら、そこではにかみながら答えるもの。そんな古い恋愛方程式が出来上がっていたのだろう。

筆者は、けいに言った。「婚活市場には、けいさんと見た目、年齢、経歴など、同じ条件のライバルがたくさんいるんですよ 同一線上に立った時に、どういう女性が男性から選んでもらえると思いますか?」。

そしてこう続けた。

「女性からもマメに連絡をしたり、お誘いをしたり、デートのお礼が言えたり、小さな贈り物ができたりする。ただ待っているだけではなく、男性から選んでもらえる積極的な努力のできる女性が、婚活では勝ち残るんです」

婚活を成功させる3つのコツ

男性が女性を誘って当たり前、LINEは男性から来るのが当たり前、デート代は出してもらって当たり前、そんなふうにお姫様感覚で受け身でいる女性は、年代を問わず、婚活市場では選ばれないのだ。

いかがだっただろうか。婚活で成婚を決めていくには、

・マイルールを作らず、相手を許容する気持ちで臨む。

・連絡の遅い相手、なかなか会えない相手には見切りをつける。

・待ちに徹しないで、積極的に選んでもらえる努力をする。

婚活で成婚したかったら、この3つを忘れないでほしい。

鎌田 れい:仲人・ライター

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